2008.2.29

「 ordinary man 」

2008年2月29日 作詞 菊池健一

恥ずかしながら
ようやく気付いた
はじめは違和感からだった
それまではまんざらでもないと思ってた
いや、気に入ってた
でもようやく気付いた
オレはたいしたことない男

今振り返ると
スジが通る
友達に恵まれていたし女にもモテた
けど、幸運なだけで
オレが素晴らしいからじゃない
オレはたいしたことない男

  オレはたいしたことない男
  ありきたりの人生に落とされた男
  立派なレールなど敷かれていない
  もがいて見つけなければ何も手に出来ない
  オレはたいしたことない男
  オレはありふれた男

春間近だと言うのに
だらしなく降り続ける雪
切替の遅い頭
そこそこ走れたのは所詮若さの賜
今じゃ肩も凝るし
偏頭痛もくる
オレはたいしたことない男

知らずに身についた世渡り
報酬のためと覚えた割り切り
自分の道って何? 貫くって何?
身体を巡る血液が不満だと沸騰する
心の奥底が早く始めろと抗議してる
ありふれた今日ここを離れよう
たいした影響もないのだから

  オレはたいしたことない男
  ありきたりの人生に落とされた男
  誰も行き先を教えてくれない
  手で触れなければ確信を持てない
  オレはたいしたことない男
  オレはありふれた男


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KENICHI KIKUCHI "ordinary man"

2008.2.28

仕事帰りのスーパーマーケット。

僕の前にレジに並んでいた若者が勘定を済ませ

買ったものを袋に詰める台の方へ向かった。

そのときサイフから落ちたのか

床に何かの会員カードあった。

だから僕は「落ちました?」と言ってそのカードを拾い、渡した。

するとその若者

 少し顔を突き出して何かの合図みたいなのをして

僕の顔さえ見なかった。

良いことをしたのかなんだかわからなくなった僕は

なんだかさみしい気持ちになって夜道を帰った。

だから買ったばかりの「カツオのたたき」に

ネギをいっぱいかけて

あっついご飯と食べた。


ほんの少し僕の機嫌が治った。

KENICHI KIKUCHI "カツオのたたき"

2008.2.25

"茶内のおじさん"が亡くなったと連絡が入った。

"茶内" とは北海道厚岸郡にある小さな町の名前。

僕が幼い頃"茶内"に住んでいたおじさん。だから"茶内のおじさん"

おばあちゃんの弟だ。

年に一度お墓参りに"茶内"に行くのが楽しみだった。

どうしてって?

茶内のおじさんは食堂をやっていて

そこの「豚丼」の美味しさは世界一だったから。

食堂と2階の自宅へつながる構造がとっても新鮮だったから。

近所の農協ではプラモデル(確か、1971' DATSUN 240Z サファリラリー仕様)
を買ってもらえたから。

お墓までの道のりが自然にあふれていて

蝶やトンボたちがたくさん飛んでいたから。

だから

年に一度お墓参りに"茶内"に行くのが楽しみだった。

大きなしわがれた声で話す「茶内のおじさん」が好きだった。

よくありがちな親戚の下品な種の笑い話など決してしなかった。

だから覚えているのは優しくされた記憶だけ。

昭和天皇が死去したTVをニュースで見ていた不思議な雰囲気の日のこと

家に一人でいたら

"茶内のおじさん" が突然やってきた。

「ケン、珍しいお金もってきたよ」と言いながら

僕に当時発行されたばかりの500円硬貨をくれた。

とてもうれしかったんだ。


人が亡くなるのはあっけない。

でも何十年経っても優しさの記憶は消えないことだろう


だから人に優しく接さないといけないとといつも思うんだ。

所詮自分などたくさんの人達の一部で構成されているものだから。



I pray his soul may rest in peace

ケン "Gentle Uncle"

2008.2.23

Power PC 最後の最強モデル Power Macintosh G5 Quad のおかげで

最新の Mac Pro がほぼ追い金なしで買えた

2年以上使っても買ったときの値段で売れるのはいい

しかしデータもテラバイト級になると移行作業も結構大変だ。

新型の Mac Pro のメモリーが国内ではまだまだ高いので

カリフォルニアの業者へWebで直接購入した。

注文した翌日には千葉へ届き、三日目に仙台の僕の部屋に届いた。

アメリカってこんなに近いのか、。

日本で買うよりも半値以下で 8GBが手に入った。

今時のメモリはこんなでかいヒートシンクがついてるんだなぁ

G5 Quad も速かったけれど

Mac Pro のそれを軽く越える速さと静寂性に満足!

KENICHI KIKUCHI "Mac Pro 8core"

2008.2.19

今日は前に勤めてた会社の先輩が仙台に転勤してくる日だ

仲違いをして約7年間も会ってはいなかったけれど

去年突然連絡が来た

「ごめんね」と。

この響きはとっても僕には恥ずかしい

たとえ僕が悪くないにしても

とっても恥ずかしい。

少なからず僕から

「ごめんね」と言えなくもなかったからか

とっても恥ずかしい。

昔、近所の友達と喧嘩したときもそうだ

僕は自分から

「ごめんね」と言えない

恥ずかしい人なんだ。


僕は今とっともはしゃいでいる

久々に先輩と会えるからね


「ありがとう、ごめんね」

2004年5月4日 作詞 菊池健一

ありがとう
ごめんね
昔から照れくさくて
言えない言葉

友達と
仲直りした時も
ごめんね
言えなかった

でもいつか
友達が言った
ごめんね
ショッキングな響き

僕は
僕が悪いと思ってた
だから
僕が言うべきだったのに

  ごめんね ごめんね ごめんね
  ありがとう ありがとう ありがとう
  日が暮れた 真っ赤な空 また明日 また明日

ありがとう
ごめんね
これ以上の
言葉なんてないよ

うれしい気持ち
恥ずかしい気持ち
ありがとう
友達でいてくれて

明日なんて
遠くて見えない
何になるかなんて
想像もつかない

ありがとう
ありがとう
僕の友達
友達でいてくれて

  ごめんね ごめんね ごめんね
  ありがとう ありがとう ありがとう
  日が暮れた 真っ赤な空 また明日 また明日


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KENICHI KIKUCHI "so sorry"

2008.2.16

ヒゲチェンのサイトから

登録のデータが消えたお詫びとして

シックの最新型が送られてきた

おもろいなぁ

ヒゲチェンの歌まで出来てら(笑)

KENICHI KIKUCHI "New Schick"

2008.2.13

仙台には「ずんだ餅」って食べ物がある。

枝豆をすり潰してあんこ状にしたものを餅などにコーティングしたお菓子。

はじめて食べたときは少し青い味がして僕は苦手だったけど

とっても美味しいものにも巡り会える。

こちらの地方では家庭でも作るような身近な品らしい。

仙台駅には「ずんだ茶寮」なんてカフェ? 茶寮まであったりする。

今日、山形県の温泉へ行ってきた仲間の土産で

「だだちゃ豆饅頭」を頂いた

東北の市場を歩くと「ただちゃ豆」は枝豆の中でも良い品種のものって印象だ

どうやら山形県の特産品のよう

これが青い味があまりせず、甘すぎずしっとりとして美味い!

さすが「だだちゃ豆」といった感じだ



あぁ、僕はなに和菓子を語っているのだろう、。


KENICHI KIKUCHI "Japanese cake"

2008.2.11

2008 SLOW TRIP Vol.003 「 長命館公園 : シロハラの休日 」

珍しく雪が降り積もった翌日

晴れた休日の何気ない話し

SLOW TRIP 更新! 画像をクリックして下さいね

KENICHI KIKUCHI "2008 SLOW TRIP Vol.003"

2008.2.10

朝目覚めると雪景色だった

それもお昼をすぎると太陽が現れ

僕の庭の雪もほぼ融かされた

丁度そのころ

キジバトがやってきた

一生懸命地面に啄んでいたけれど

何かエサになるようなものあるのかい?

この時期は食料不足で大変だろうな

良く目にするカラスなんかも

冬巣でひっそり餓死してしまうのが多いと聞く

もうすぐ芽吹く春が来るよ

頑張ろうね

KENICHI KIKUCHI "Dove"

2008.2.8

今夜は "BLACK SNAKE MOAN"を観た

Christina Ricci が 弾けない Gibson で歌う

「This Little Light Of Mine」 が堪らなかった

やっぱり Blues は迷える魂を導くなぁ

KENICHI KIKUCHI "BLACK SNAKE MOAN"

2008.2.7

母は毎日1時間近くバスに揺られ、SLを撮りに行っている

先週はなんと7日連続だ

SL と 蓮氷の釧路川、海岸

毎日メールに添付してくれる。

毎日同じところの絵なのに

毎日違う。

多分母にはそれが魅力なのだろう

Photo by Mother

子供の頃、銀河鉄道999 が好きだった

999が走り抜ける故郷の街はやっぱりいいなぁ

でも

今じゃ、SLの乗客が母の写真を撮るくらい名物になっていると言う事実は恥ずかしいぞ

KENICHI KIKUCHI "999"

2008.2.5

「やったぜ!」

JJ からこんなタイトルのメールが届いた

先月フクロウ写真を撮ったものの、夕闇の後ろ姿で

「フクロウ?」ってコメントも多かったJJがバッチリ撮ったらしい

Photo by JJ

前と同じ「岩見浜」で撮ったらしい

ハッキリ見えると「エゾフクロウ」じゃなく「コミミズク」だとわかる。

Photo by JJ

んー、凄いけど、でもまだ遠いしブレてるな(笑)

KENICHI KIKUCHI "Asio flammeus"

2008.2.2

そういやウチの庭にはアシナガバチの巣があったな

去年冬の寒い中、ギリギリまで巣にしがみついて生きてたっけ。

連中の芸術品を

しばし観察していた1日でした

KENICHI KIKUCHI "Honeycomb"