2008.4.23

2008 SLOW TRIP Vol.005 「 大内宿 : タイム・スリップ 」



2008年 SLOW TRIP 母姉妹と春の東北旅行編 #02



2008年4月12日(土曜日)


Photo by  KIYOMI KIKUCHI


大河原町を後にして磐梯山を背に猪苗代湖まで来たので

ふたりに野口英世の生家を見せてあげた

ちなみに上の写真は生家でも記念館でもありませんですよ(笑)


Photo by  KIYOMI KIKUCHI

国道の向こう側へ行く地下通路の名称が「母と子の絆通り」

さて今回の旅で絆は深まるのでしょうかね

やっぱりこの地方へ来たら喜多方ラーメン食べないとね

僕らの行動早すぎてお店が営業時間前で

猪苗代から会津若松の駅前からずっと回ってよーやくやってる店にたどり着いた。

喜多方に行けば朝からラーメン食べられるんだけれどね。

朝からいろいろ歩きまわるとお腹ペコペコ

さっぱりおいしゅうございました

次に会津市内の「鶴ヶ城」へ向かった

ここも桜の名所だけれどこの辺りは桜まだ早かったな

それでもチラホラ咲いてる木もあったりして

この日の母は桜よりも目立つピンクの上着を来ていたので

どこへいても見失うことはなかった

ほらね


Photo by  KIYOMI KIKUCHI

上の写真で母が撮っていた写真がこの一枚。

桜をねらったのか真ん中の下あたりに写っている虫をねらったのか


Photo by  KIYOMI KIKUCHI

撮られてしまっていた

城攻め込みそうなヤツに見えるなぁ

再び車に乗り込み加代ちゃんが楽しみにしていた「大内宿」を目指した

僕は二度目だけれど楽しみだ

山間の気温は低くここも桜はまだまだだったけれど

いつ来ても良い空気が流れているね

素朴な手作りグッズに心惹かれてた


Photo by  KIYOMI KIKUCHI

名物「しんごろう」を食べよう!

香ばしい"じゅうねん味噌"が美味い

「じゅうねん」とはこの地方の呼び名で「えごま」の事と教えてくれた

僕は「10年味噌」だと思ってたと告白したら加代ちゃんもそう思っていたと言った

子供に帰ったかのような顔をして、しんごろうを食べていた

(実はこの直前にイナゴの佃煮を無理矢理試食させて少し元気が無くなっていた母)
しかしイナゴの佃煮は美味い! 米を食べてるからかお米の味がした!

ラッキーなことに茅葺き屋根の張り替え作業を見学することが出来た

近所の男衆たちが協力しあって作業をしていた

その光景を目にするだけで昔の人たちがいかに助け合って生きていたかがわかる

冷えたラムネ飲むにはちょっとばかり寒い日だったな

さぁ一番眺めの良い丘の上まで上がろうか

石段があまりに狭く急で壊れていたりしているため

母は途中で断念。

ここからの景色こそ「大内宿」ってイメージだね

母もゆるやかな回り道の階段を見つけて

ここからの景色を眺めることが出来ました

歩いていると タイム・スリップ したような気分になる

ナマズの置物に惹かれて眺めているとお店のひとが

「なまずに乗っているでしょ? 地震を鎮めているんですよ」

と教えてくれた。

んっ?

ひとつだけナマズが上に乗っているのあるぞ!

いくつもの建物の店先にはとても味わい深いおばあちゃんがお店番をしている

この店にはタヌキもいたけれど

昔はニンニク、ニラ、ネギ、ラッキョウと共に五葷(ごくん) に数えられていたという

採れたての野蒜(のびる) があった

イワナの塩焼きも美味そうだ!

大内宿を一通りまわるとちょうど良い時刻になった

その笑顔を見ると、充電されたようですね

さぁ帰りましょうか

最後に近くの去年紅葉時期に来たときに美しかったメイプル・リバーへ立ち寄った

あのとき愛車を撮った場所で新しい愛車を撮ってみた

やっぱりエメラルドグリーンだった

今度は木々たちが新緑に染まるころに来てみようかな

最後に

「ラバーソウルっぽく撮るよ!」と言ってもわかってもらえず

「それじゃカメラをのぞきこんで!」と言って

撮った鶴ヶ城での一枚。


さぁ明日は風に吹かれてどこへ行こうかね?

 



つづく



KENICHI KIKUCHI "2008 SLOW TRIP Vol.005"