2007.11.2

2007 SLOW TRIP Vol.032 「 美ら海水族館 : 一番大きな魚 」



僕は子供の頃何故か「魚」に強く興味を示した

各出版社が出す百科事典シリーズの「魚」の巻だけを買ってもらった

だから幼い頃は魚を見ただけで大抵の名前を言えた

魚を主人公にした漫画もシリーズ化して描いていたっけ (カンパチくん)



2007 SLOW TRIP 沖縄編 Vol.3

2007年10月28日

そのたくさんの種類の中で世界最大の魚は?

どの魚辞典にも書いていたのは「ジンベイザメ」

美ら海水族館は繁殖を目指しジンベイザメが3匹飼育されている

複数飼育が実現されているのは世界でも巨大水槽がある美ら海水族館だけ

4Fから下りてきた3Fに入り口があった

ゲートをくぐるとすぐに浅瀬に住む生き物のタッチプールがあって

カラフルなヒトデに触れられた

次に進むと珊瑚礁を再現した水槽があらわれた

特別に採取した珊瑚片を10年かけて育てたらしい

カラフルな熱帯魚たちの中で

暗い岩陰にうごめく アカマダラハタ が魅力的だった

魚たちが水槽の中群れで移動し

ヒトたちも館内を群れで移動していて可笑しかった

おおっ、昨日那覇の公設市場で見た美味だというニシキエビだ

憧れのセミエビもいた

海水を吸って塩分は葉っぱからはき出すマングローブの水中部分を見ることが出来た

やっぱり不思議だなぁ

大好きなチンアナゴがいた

顔が犬のチンににているからついた和名

海流に向かって顔を出してプランクトンを食べるんだけれど

水槽の中は水の流れが無いのか背中向けあってた2匹がいた。 喧嘩中かい?

更に進んでいくと、ついに「黒潮の海」巨大水槽!

高さ8.2m、幅22.5m、厚さ60cm世界一の展示窓!

ジンベイザメやマンタの他キハダマグロやGT(ロウニンアジ)黒潮の回遊魚が泳ぎ回り圧巻

ついに会うことが出来たジンベイザメ!

子供の頃図鑑で見たように甚平のような模様

成長すると10m〜12mにまでなると言われている世界最大の魚!

ここの水族館には 7m級のジンベイザメだと言う

このニンゲンたちの小さいこと!

美ら海水族館はライティングがうまい

ハマフエフキも美しかった

左の奥にキハダマグロが見える

来た! みんな大好きマンタ! (オニイトマキエイ)

堂々とした姿とはまさにこの姿のことだ

マンタ素晴らしい! 高性能モビルアーマー!

マンタの複数飼育も世界で美ら海水族館だけ!

この巨大水槽と「オープンシステム」と呼ばれる海から汲み上げた水が水槽に入り

再び海に返すという新鮮な海水供給システムが実現させているらしい

巨大水槽を眺めるヒトたち

これだけ大きい水槽だと撮り方によってはダイバーのような視点でマンタたちを撮影出来るからスゴイ

ジンベイザメの顔はとても優しい顔

温和な性格が顔に出ているね

最大にして最高に美しい

興奮醒めやらぬ見学者たちの進んだ先にはグッズ売り場

心理に乗せられ思わずジンベイザメグッズを買ってしまいそうになる

水族館を出ると「オキちゃん劇場」というイルカショーが始まるところであった

迷わず水しぶきが飛びかかる最前列のデンジャラスゾーンへ僕らは座った

オキゴンドウクジラのゴンちゃん

クジラショーを見るのは始めてかもしれないな

指示にしたがって頭のてっぺんの鼻から息をはいたりしてくれた

声を出したときはまるでエイリアンの幼体期のようだったけれどかわいかった

左がカマイルカ、真ん中と右がミナミバンドウイルカ

全然違うカタチなんだね

子供の頃大好きで観てた「わんぱくフリッパー」を思い出した

クジラも身軽なんだねぇ!

オキゴンドウクジラの顔、優しい目

外国のヒトたちが昔からクジラやイルカを食している日本人を非難するのもわかる

どちらかが「オキちゃん」

カマイルカの方が高く飛べるのかな?

オキちゃんショーを濡れることなく見終えた僕らは目の前の「マナティー館」へ入った

うひゃ、クルクルまわってる! かわいい

外見上でのジュゴンとの違いは尾っぽがしゃもじ型なのがマナティー

なんでもジュゴンの飼育は世界でも三重県の鳥羽水族館だけらしいです

おっ突然のアップですか!

なんだか悟った賢者顔だなぁ

主に淡水で暮らすマナティー、海水で暮らすジュゴン

ジュゴンがやってくると言われるヘリポート建設問題に揺れる辺野古への視察も

今日のこれからのスケジュールに入ってる

マナティー館を出るとおや、まだ下に下りられるようだ

浜辺まで下りられた

すごい透明度 !

ずっと遠くまで海底が見えるほど

とっても天気が良くてね

タオルを被っている男がそうだからJJは絶対に見失わない

まつもとさんが狙ってた甲羅(笑) ウミガメ館もあった

もうこのくらいの年齢になるとニンゲンの顔だなぁ

Photo by  まつもとゆきひろ

残念ながら水槽の下へ行かなかったけれど、前日訪れたまつもとさんから

とってもよい写真が届きました〜!

Photo by  まつもとゆきひろ

素晴らしい!

もっとじっくりウミガメ館観ておけばよかったなぁ

ミツイヒロキもJJもヤシの実ジュースに興味を示していたけれど

無難にソフトクリームを舐めてた

海洋博公園内の木陰で美ら海を眺める恋人たちが絵になってた

Photo by  ミツイヒロキ

さぁ暑苦しいオトコ3人の旅はこれからが本番

時計の針は 14:00 をすぎた

クイナ探しのヤンバルへ急げ!



つづく

KENICHI KIKUCHI "2007 SLOW TRIP Vol.032"