2007.5.5

2007 SLOW TRIP Vol.013 「 道東 : THE HOME 」


釧路LIVEの翌日、JJのお嫁さん静香ちゃんに車を借りて

音楽仲間と道東ドライブに行った

目を瞑ってでも運転出来るほど懐かしいコースだ


2007.4.29

先ずはみんな腹ぺこなので厚岸へ向かった。

ここは厚岸「コンキリエ」

まず入店するとトレイを渡されて食べたい魚介類を載せてゆくんだ

これ僕のチョイス。ホタテに牡蠣にホッキにソーセージ

そして目の前で炭火焼き

コンキリエってイタ語なんだね「貝の形をした食べ物の意」って、貝そのものじゃないっすか

中のエキスをこぼさないように醤油をサッとかけ煮だてる!

ホタテ準備OKでーす!

まつもとさん特製ホタテ丼(笑)

僕も真似してみた。美味すぎ!!

今回の旅はちょっと故郷のPR兼ねますよ(笑)

ミツイヒロキに喰われるエビ!

このエビはミツイヒロキの体内で消化され新曲として生まれ変われるのだろうか

ヤァ!ヤァ!ヤァ! 3人はシンガーソングライター

1F にはミニ水族館も。「アメマス」が寄ってきた

だだっ広い道東を走り続け根室に入った

水鳥たちがたくさん羽を休めてた

仲間たちにはこの何もない果てしない感じが新鮮なようで

「ここで止めて!」のくり返しだった

見慣れた僕にはフシギだったが、言われてみればどこにでもある景色じゃないな

黄昏れミュージシャン"まつもとゆきひろ"

納沙布岬への途中

風力発電機が赤く塗られてかわいらしい

根室半島の鯉のぼりはしっかりと海を泳いでいた。ほらね

ついに本土最東端の納沙布岬灯台が見えた

まつもとさんがセグロカモメとコンタクト

「それ以上寄るなよ」

アオジもたくさん飛んでたね

超最東端はあの座礁船の残骸か

超最東端で勝ち誇るセグロカモメに負けるものかと男たちは近づく(笑)

良かったね、本土最東端制覇の夢を叶えた REO

こんな危険な場所でライダージャンプするコワイモノ知らずのまつもとさん(笑)

納沙布岬からは「貝殻島」「水晶島」北方領土の歯舞郡島が見える

ハクセキレイも大自然で元気そうだ

根室半島をぐるっと一周する途中エゾシカの群れに出くわした

「やべぇ、みんな逃げろ〜」

「ちょ、ちょい待ち、大丈夫じゃねぇ?」

「ほらほら、大丈夫だよ、あいつら何にもしないぜ」

うん、そんなふうに聞こえたな

SLOW な TRIP なので時間も押し迫り

もっといい地域、標津や知床にも連れて行きたかったけれど断念

鶴居村もちょっと厳しい時間になったので霧多布へ向かった。

琵琶瀬展望台から見る霧多布湿原はいつ見ても素晴らしい

エゾカンゾウの黄色い花が一面に咲く頃

僕は天国かと思い車を止めたことがあるほどさ

ここの景色は好きでよくドライブに来たものさ

それにしても今日の太陽はとってもいい

太陽が沈む向こう側、北海道にも桜が来てるじゃないか、と思った

いよいよ今日の陽が沈んでゆく。それを見つめる僕らとフキノトウたち

ハラヘッタ! JJ の店へ急ごう!

ここは Moo の中 「霧の街ビール園」ここの店長が JJってわけさ

乾杯〜!

ジンギスカンにラムしゃぶ、出てくる、出てくる

生ラムは炭火で焼くと余分な脂が落ちて美味いねぇ〜

ジンギスカン屋なのに他の食材を用意しているのがさすが

JJ「牡蠣は仙鳳跡(せんぽうじ)のでいいか?」って

最高の産地の牡蠣をさりげなく出すJJに惚れた w

UFOキャッチャーの毛ガニ版(一回300円)が店に設置してあった

へへっいただき(笑)

毛ガニ6号(6匹目にやってきたからこの名) をさっそく焼きガニに

バラバラにされた毛ガニ6号

最後は毛ガニ6号に日本酒と刻みネギを合わせカニ味噌を回し食い、ウマ〜!

JJ 最高の夕食をありがとう!

僕とJJの夜は長い

ホテルルームで二人で語らい、飲んだ

まるで昔のように

そしてこの街のメインストリートはいくらでも僕らのもんになるくらい

静まりかえっていた


KENICHI KIKUCHI "2007 SLOW TRIP Vol.013"