2007.1.6
2006 SLOW TRIP Vol.37 「故郷 : フューチャー・ウインドウ」
やっぱり久々に帰ると
昔よく行った場所、好きだった場所へ行きたくなる
「静香ちゃん、運転よろしく」
2006.12.31
「東埠頭」
いつか書いた「CRY」って曲で
「いつも逃げてた東の埠頭、海に真っ直ぐにのびた先端、、」
って歌ったっけ。
何かあってもなくても休日はここでボーッとしていた
おいちゃんたちが釣りをしてた
「チカ」だね
今夜はコイツを天ぷらで一杯ですか
おっJJ 、得意のディテール・ショット出た!
僕は海面については離れて出来たロープの氷柱が気になった
さっきの埠頭が見渡せる「米町展望台」まで来た
展望台には昔無かった「未来の窓」なるオブジェが建っていた
その未来の窓を覗いたら、なんてことない友達がいた
友達が覗いたら、なんてことないコステロ・スマイルの僕がいたそうな
JJ が初詣で賑わう数時間前の厳島神社へ行きたいと言うので行った
厄年とかなんとか書いていたけど、どうでも良い感じだった
「米町のバスの終点」
石炭列車の踏切があって、その向こうは千代の浦海岸
このなんともいえないバランスの光景がお気に入りだ
久々の故郷の砂浜で はしゃいだ
なんだかとってもキレイだった
一瞬、宮古島の海みたいなエメラルドグリーンを感じて驚いた
あまりに夢中になりすぎて波に飲まれ靴の中までびしょ濡れに、、。
慌てると僕はシャッターを切るらしい
その様子を静香ちゃんにしっかり撮られてた
気持ちのいい1日だ
雪がない故郷の大晦日も珍しい
太陽がとってもいいんだ
枯れ木の中に萎れた赤い実を見つけた
「へぇ、ハマナスってこんなふうに萎んでくんだぁ」
歳を重ねて
物事をゆっくり見ることを覚えた僕たちなのでした
KENICHI KIKUCHI "2006 SLOW TRIP Vol.037"