2006.10.18

2006 SLOW TRIP Vol.24 「竹富島 : パワー・オブ・ザ・ジョイン・クーパレイション」


2006.10.6

周囲約9.2kmの小さな島の集落

石垣の向こう側の世界?


「かいしくさ うつぐみど まさりょる」

(協同一致のチカラは一人の人の智慧に勝る)


うつぐみの竹富島 編 第2話(最終回)

集落中心でワンボックスをおりるとシーサーとマイマイが出迎えてくれた

「あか山丘」という小さな丘の上に「なごみの塔」が立っている

よし登って集落を見渡してみるとしよう

この塔、石段が急で狭くて、怖かったなぁ(笑)

両脇の石にしがみつきながら登る

うわぁ!!! 素晴らしい!!

沖縄の伝統家屋そのまま!!

「伝統的建造物郡保存地域」に指定されている竹富島ならではなのでしょう!

白い砂を敷きつめた美しい道と珊瑚石灰岩で積み上げられた石垣と道脇を彩る花々

天国か?

赤瓦をしっくいで塗り固めた屋根が沖縄気分に浸らせてくれる

各屋根には魔除けのシーサーが睨んでいる!

お待ちかね! シーサー集 行きます (笑)

この上2枚のシーサーはなんとなく似てるね、鬼のような迫力

シーサーの足下に一本の芽が出ているのが素敵だった

この上3枚も同系統の顔、神々しい造型

真ん中のシーサーは一般的なシーサー顔だね

もうこうなるとシーサーだかなんだかわからないけど、にくめない顔だね(笑)

マイマイに囲まれたシーサー

お尻を突き上げたスタイルがユーモラス

赤瓦にシーサー、なんともいいね

このシーサーたちの顔がたまらなく気に入ったよ

何か宿ってるよ絶対

夜動き出してるはずだよこのシーサー

もうこうなると猪八戒ですよ

ふぅ、シーサー眺めるだけでも楽しくて楽しくて

アトリエもありました

竹富島の「うつぐみ」の精神を表現してるようだった

どこまでも美しい町並みが

おや、黄色の彼岸花?? 形が違うよね、調べると「鍾馗水仙」と言う花だった

お店のオブジェも絶対に景観を壊さない。

より島の雰囲気を醸し出していたんだ

日本にまだこんなところが残っているんだよ

子供の頃の記憶にある景色が

立派な木がロータリーの役目?

竹富島の水牛車も有名

石垣の間を進むのがまたなんとも言えない眺めなんだ

おっと、ゴメンゴメン!

休憩中だったんだね

青い空、赤瓦の屋根、白砂の大地、深緑の木々、

どちらへ歩いても感動にぶつかるよ

ねっ? トラックも町の景色になっているでしょ

運転しているおじいは手を振ってくれているよ

ハイビスカスもどの島より鮮やかに感じた

山も川もない小さな島

島人同士の伝達は集落の中心から拡声器で話せば全戸へ伝わる

今も今夜は十五夜祭でつなひきがあると放送が流れてた


竹富島に伝わる昔話を読むとね、目にした世界が理解出来る

竹富島を歩くとその精神世界に触れられる

「竹富島」伝統が守られた島

これからも守りつづけられていく島


石垣島へ戻らなければ飛行機に乗り遅れてしまう〜!

今度は泊まり来ます!

ゆっくり、ゆっくりすごしたい島

自分自身を見つめ直せる島


続く!


お土産 Vol.2 竹富島でのお土産「 竹富島産シーサー 」

まさにひとめぼれ!

KENICHI KIKUCHI "2006 SLOW TRIP No.024"