1998.11.30

最近どんどんと身軽になってゆく、、

"失ってはいけない"

と思い続けていたものたちが無くなって行く、。

もちろん、寂しくて、悲しくて、身を削るような、、、。

でも、強くなれる気がします。 失うものがないって事はね。

そういやぁ、"LuckyMan" って歌の最後で、

"世界でもっとも速く旅をするものは、一人で旅をするもの" って。

でも、社会との繋がりを失っては意味がなく危険。

僕はその真ん中を流れる川に飛び込んで考えようとしてる。

本当の苦しみがあるのかもね、。

時間がもったいない!

KENICHI KIKUCHI "LOST"

1998.11.29

本当の友達ってそういないよね。

君が (僕が) 傷ついて全てを失った時にわかるさっ。

それでも一緒に苦しんでくれる人 (してあげたい人)

いる?

いつも涙ばかりが友達ってのは寂しいよね。

頬を撫でてくれるのが涙ばかりってのは、。

何書いてるんだろ僕?

KENICHI KIKUCHI "涙"

1998.11.28

結局、時間に追われるだけの京都、、。

京都駅の地下街で、"TRACKS" を買って "はるか" へ直行、。

列車の中も飛行機の中もそしてまた列車の中で、

66曲に夢中になっていました。

気づけばいつもの、錆だらけの駅、住む街、。

iMacにヘッドフォン・プラグを差し、

DISK 1 から、

"BruceSpringsteen Columbia Audition Track No.79682 Mary Queen Of Arkansas Take#1"

1972年5月3日、僕はあと12日経てば1歳の誕生日。

BRUCE はオーディションを受けていたんだ。

22歳の田舎出身の青年がね。

KENICHI KIKUCHI "John Hammond Demo"

1998.11.26

天気雨の京都、虹がかかりました。

きれいだったなぁ、。

歌になるねぇ、ホント、。

やっぱりいいね、この街、ゆっくり歩きたいなぁ、、。

仕事じゃなしに絶対来るぞ ! 歌いに !

僕は夜中にHOTELのフロントで  " Pi-GaGaGa、、、"

PowerBook でHP更新、

全く何不自由なく物事を遂行出来る世の中だ。

こんな素敵でorientalな街で変な気分なんだよな。

KENICHI KIKUCHI "OVER THE RAINBOW"

1998.11.24

明日から大好きな京都です。

まだ、見たくなかった白の情景から逃げ出せてうれしく思います。

僕は、新千歳空港から関空のこの空路で一番歌が書けます(笑)。

例えば、名?迷曲(笑) "OVER THE CLOUD" とかね。

いや、本当この歌に対してたくさんの人達から、"この曲好き"

ってリアクションもらって、うれしかったなぁ。

だってそうだろ?

雲の上を飛んでりゃ、雲の上の人を考えるよね。

単純だね、僕、(笑)。

大地じゃ泣き出しそうな雨雲ばかりさっ。

KENICHI KIKUCHI " C Am F G"

1998.11.22

部屋にあるストーブがいかれている、。

必要な時に役に立たないんだ、。

君はなんの為に夏場休んでいたんだだい?

そして、小さなストーブを部屋の奥から引っぱり出してくる、。

埃を焼き尽くす嫌な臭いの後に僕と部屋をゆっくり暖めてくれたよ。

Powerがあるのに、あいつは調子っぱずれ、。

ねぇ、僕はどうだろうね?

KENICHI KIKUCHI "壊れたストーブ"

1998.11.21

故郷の濃霧よりも危険なブリザードの中を飛ばして、

昨日も今日も、旭川まで仕事で行ってました。

途中、事故に、猛吹雪にで、通行止めだったり、、。

高速を降りると、ルート12はスケートリンク、。

華麗にスピンする車に10点。

横転した車に、白い雪に飛び散る濃い赤のシロップ。

BRUCE SPRINGSTEEN の曲に、

"WRECK ON THE HIGHWAY" って歌がある。

瀕死の事故で助けを求める男の背景と自分を照らし合わせて、

幸せの中に潜む恐怖と不安を表現しているんだ。

今起きている現実の裏はいつも、本当に起こりうる現実なんだ。

KENICHI KIKUCHI "視界0の中の回答"

1998.11.17

最近シリアスめいた事ばかり、綴っているので、

心配してくれている方々がいます、ありがとう、僕は大丈夫です。

最近の新曲も、歌詞を見ると、お堅いですが(笑)、

とても、Happy な歌です。

僕の歌達の中で一番明るい歌ですよ!

この前の Radio でのPlay を聴いて、その夜のLIVEに

来てくれなかった先輩がいました。

"自分の声で歌ってなかったから"  って、。

、、、!!

僕は誰だ? って考えたら、

出発を思い出したんだ。

楽しくて、楽しくて、はしゃがずにはいられなかった、

そう、 Rock  さっ。

キザたらしいけど、本当なんだ (笑) 。

KENICHI KIKUCHI "自分の声"

1998.11.14

昨日の夜、暗い夜道、さび付いた鉄橋、冷たい風、。

てくてく、歩いて部屋へ帰る、。

暗闇から二人の青年エバンジェリストが話しかけてくる、。

歩きながら、神様の存在と、幸せの意味を語る、。

ワシントン州から来た青年と3人で鉄橋の上を歩き続ける、。

" 僕の神様はね、BRUCE SPRINGSTEEN なんだよ、"

って教えてあげたら、喜んでたなぁ(笑)。

その後、すぐに ByeBye

ごめんね、。

しけた顔した僕でも、神様は一人でいいし、僕が決めるんだ。

お話しは素敵だったよ。

KENICHI KIKUCHI "帰路"

1998.11.3

今日、雪が降ってきました、。

まだ、はやいよ。

って僕はワイパーで吹き飛ばし、

日本一長い直線の国道を飛ばしてた。

時々、目の前に車がいなくなり、赤いテールランプがたよりの

僕は、触覚をむしり取られた昆虫のように、なる。

直線なのにね、。

僕の一番好きな季節の"秋"が終わったみたいだね。

今年の秋は、いままでで一番だったのにね。

KENICHI KIKUCHI "1st snow"

1998.11.2

"a love that asks nothing in return"

"無償の愛" です。

僕には、大切な人がいます。

僕よりも僕を知っているなんて、。

全ての雑音、雑念を処分して、煩い街へ戻ります。

僕は歌を歌う為に生まれてきたのですもの。

"こだわり" と "とらわれ"

とらわれていた自分の恥ずかしさ知りました。

あたりまえの男達の、無償の愛

くれた勇気は、僕の"覚悟"

KENICHI KIKUCHI "無償の愛"