2006.5.30

直しに出してた TRAVIS WALKER が戻ってきた。

HEART モチーフが好きで

この PINK HEART がお気に入り。

昔は True と刻まれた Ring を内側に向け

演奏する時にだけ外側に向けてはめていた。

今は

左指には Love

右指には impartiality

背中には天秤のタトゥーを入れたいほどさ。

KENICHI KIKUCHI "Ring"

2006.5.29

憧れの君は
とても字がキレイで
僕もキレイに書く努力をした
僕は成長した

憧れの君の
文章はとても魅力的で
僕も表現力を養う努力をした
僕は成長した

君に恋して良かった
いつかそっとフラれてしまったけれど
君に恋して本当に良かった

憧れの君から
こぼれる言葉が美しくて
僕も正しく話す努力をした
僕は成長した

憧れの君は
とても自然で美しかった
僕も無理せずそのまま頑張ってみた
僕は成長した

君に出逢えて良かった
あの日の校庭フラれてしまったけれど
君に恋して本当に良かった

いつか僕は自信がなかった
君に出逢って全てが変わった
変わる季節の趣に身を委ねられた
生活が芸術に繋がった

君に恋して良かった
いつかそっとフラれてしまったけれど
君に恋して本当に良かった

君に恋して良かった
今は些細なことに感動出来る
誰もが見過ごすことに気がつけるのさ


KENICHI KIKUCHI "2006 Weekly Lyrics No.026"

2006.5.28

今はインターネットがあるので

調べ物もすぐに見つかるけど

昔はそうはいかなかった。

だから僕はそんな時プロに電話してた。

例えば、職場で先輩と

「タラバガニはヤドカリだ、イヤ違う!」

と大喧嘩したときは

「オホーツク水族館」に電話して聞いた

「あれは、ヤドカリの仲間ですよ足の数を数えてみてください」

と親切に教えてくれる。

「角砂糖が好きな動物」で、もめた時も

「釧路動物園」に聞いた。

多分、専門家の詳細な説明を聞くのが好きなんだろうな。

昨日も「仙台市科学館」に電話して

「カジカガエルとアズマヒキガエルの住処」を聞いた。

副館長のタカドリさんの説明は

詳細で味わい深く、この土地、イキモノに対する愛情にあふれていて

とてもうれしくなった。

そう、専門家の説明は Google で検索しても出てこない

情熱がある。

KENICHI KIKUCHI "Specialist"

2006.5.25

成分解析結果

菊池 健一の解析結果
菊池 健一の45%は夢で出来ています
菊池 健一の36%は赤い何かで出来ています
菊池 健一の7%は気の迷いで出来ています
菊池 健一の6%はミスリルで出来ています
菊池 健一の6%は心の壁で出来ています


キャッポウの解析結果
キャッポウの81%は津軽海峡冬景色で出来ています
キャッポウの8%はロックンロールで出来ています
キャッポウの6%はミジンコで出来ています
キャッポウの3%はキッコーマン醤油で出来ています
キャッポウの2%は焼きちくわで出来ています


モゲラの解析結果
モゲラの65%は鉄の意志で出来ています
モゲラの22%は苦労で出来ています
モゲラの7%は気の迷いで出来ています
モゲラの4%は成功の鍵で出来ています
モゲラの2%は言葉で出来ています


キクチカエラの解析結果
キクチカエラの74%は宇宙の意思で出来ています
キクチカエラの9%は着色料で出来ています
キクチカエラの8%は気の迷いで出来ています
キクチカエラの7%はマイナスイオンで出来ています
キクチカエラの2%は理論で出来ています


KENICHI KIKUCHI "Analyze me"

2006.5.23


俺はもしかしたら
カジカガエルに生まれてたかもしれない
石の上で フィーフィー、フィフィ
好きなコへ鳴いてたかもしれない

俺はもしかしたら
サナギからアブに生まれてたかも
ヘビイチゴの黄色い花の上
必死に蜜を吸っていたのかもしれない

だから俺はもしかしたらお前で
俺みたいなヤツに
嫌がられてたかもしれないわけだ

そう考えたらどうだろ
お前の気持ちがわかるではないか
見たまま、そのまま
一時の感情で何をわかったつもりでいたのか

フィーフィー、フィフィ 清流のほとり
フィーフィー、フィフィ 今
フィーフィー、フィフィ 俺の
フィーフィー、フィフィ 世界が変わった

俺はもしかしたら
ジシバリあたりの雑草で
道行く人に容易くタンポポと間違われ
細い茎を地面を縛り付け怒ってたかも

俺はもしかしたら
田んぼに植え付けられたひとつの稲で
蛙達の合唱の中育っても
人間の口の中でかみ砕かれる運命かも

だから俺はもしかしたらやっぱり俺で
今みたいに惨めったらしく
どこか冷めて自分を見ているのかも

いろいろ考えたらどうだろ
命の言葉が聞こえるではないか
何をされ、何をして
一時の変化で何を悟ったつもりでいたのか

フィーフィー、フィフィ 清流のほとり
フィーフィー、フィフィ 今
フィーフィー、フィフィ 俺の
フィーフィー、フィフィ 世界が変わった




今日、昼食をとっていたら衝動が来て

一気に手帳に書きなぐりました。

この歌書いたら

カジカガエルに無性に会いたくなった!

フィーフィーフィフィ


KENICHI KIKUCHI "2006 Weekly Lyrics No.025"

2006.5.21

と、言うわけで

日曜日なので蛙たちに会いに出かけた。

大合唱してるのになかなか見つけられない!

でもね

はじめの一匹に出会えたら

次々姿を見せてくれたよ


KENICHI KIKUCHI "I'm a Pastoral poet"

2006.5.20

田園風景が好きだ。

素朴な日本の原風景。

この季節、

たくさんの種類の蛙たちがいっせいに鳴いている。

まさに蛙の合唱。

僕の住んでるまわりには

田園がないのだけれど

どこからか蛙の声が聞こえてくる。

夏の虫みたいに心地よい程度に聞こえてくる。

水路のあたりにいるのかい?

どうして休むことなく鳴いてるの?

恋をしているのかい?

生の歓びを感じているのかい?

ちっちゃなイキモノに

いろいろ教えられる夜のことさ

KENICHI KIKUCHI "Flog"

2006.5.16

お母さんが添付してきた

ただの

「住宅地の夕暮れ写真」

僕には素晴らしく思えた。

だっていつか幾度となく

僕が見てきた場所の

夕焼けなんだもの

KENICHI KIKUCHI "the old sunset"

2006.5.15

愛する人達からGreeting Card が届いて

自分の誕生日を知る。

もう35歳かい。

「概念に犯されながら、 もう 28、」

「常識に圧縮されながら、もう 28、

って歌ってから7年経ったのね。

しかしまぁ、これからですよ(笑)

友達から宅急便が届いた

おもしろいなぁあの夫婦は!

20個もカツゲンアイスが届くとは

前回のやきそば弁当一箱より笑ったよ

職場でチョコケーキご馳走になったけれど、頂きますよアイス!

そういや、少年の頃大人気のカツゲンバーを探して

隣町まで友達と自転車漕いでったなぁ。

懐かしい味だ。

KENICHI KIKUCHI "カツゲン35"

2006.5.14

歩くと浮遊感
視界が駒落ちする
腰をおろせば
空気に心奪われる
白い錠剤を飲めば
まともになれる

でも必ずやってくる
ひとりの時も
仲間といる時でも
優しくされても
そっとされても

右手にハンドドリル
頭蓋骨にあて
トレパネーションを考えてる
鏡の中の男
死体の色をしてる
足下なぜ散らばってる?

必ずやってくるから
夜は決闘
結局朝まで決闘
鏡の中
朝からゴーストがいる

どこに向かっているのだろう
どこへ繋がっているの?
君は今元気なのか?
頭の中の世界は
充満していて
もう誰も住めない


KENICHI KIKUCHI "2006 Weekly Lyrics No.024"

2006.5.13

僕が産まれたときから大好きな

お母さんの妹、加代ちゃんから

手作り陶器が届いた。

いいね!

とくに赤楽茶碗がお気に入り!

都度の食事が豊になるよね。

よしっ明日朝早く起きて塩竃仲卸市場へ行こうっと! (笑)

KENICHI KIKUCHI "Akaruku"

2006.5.11

日帰りで新宿会議

東京は梅雨っぽくて嫌な感じだったな。

新幹線で書きました。


5月の東北の田園風景
穏やかな日本が流れてる
僕の顔が急に窓に映る
トンネルに入ったのだ
なんてしかめっ面
エゴもオゴリも見てとれる
また美しい水田に変わった

きれいに区切られた水田
ジグソーパズルみたいな水田
美しい段々水田
梅の木一本、瓦屋根
またトンネルで僕
泣きそうにも見える、
いつかの少年。
眉間のしわ擦ってものびない

ヘッドフォンで歌ってくれる
Ron Sexsmith
どうにかしてしあわせにならなければね

郡山を通り過ぎる
深緑になろうとしている森
たまに見せる遅咲きの桃色、かわいらしい
そんな中にも張り巡らされる高架線
複雑に絡み合った人の関係みたい
「あっ、また僕」
気のせいか
さっきよりマシに見えた

東京までノンストップ新幹線
今頃僕の隣に女性が席に着いた
何か事情があったんだろう
声の大きな人の近くから非難してきた?
お酒臭い人の近くから非難してきた?
具合悪くてずっとトイレにいたのかな
想像するだけで一曲出来た

「僕は想像家だ」
だからそもそも自分次第で良くも悪くも
世界を変えられるわけだ

宇都宮の駅だ
餃子がおいしいことしか知らない
「無知な男だ」
それを再確認する頃には
トンネルで窓に僕が映っても
いつもの顔になっていた
Ron の歌を声に出さず
一緒に歌える余裕が出てきた

「僕は想像家だ」
だからそもそも自分次第で良くも悪くも
世界を変えられるわけだ

だからそもそも自分次第で良くも悪くも
世界を変えられるわけだ


KENICHI KIKUCHI "2006 Weekly Lyrics No.023"

2006.5.10

職場近くにある、こぢんまりとした居酒屋

お気に入りでよく行ってます。

主人の料理のセンスが抜群で

旬の料理を東北の日本酒でやるのである。

ときにお通しがたまらない味で

それを小鉢に頼んだり。

帰り際にはいつも主人扉の外まで出てきて

客人が見えなくなるまで深々とお辞儀をします。

僕らは、

「勘弁してくださいな、美味しい料理にありつけて

感謝してるのはこちらです」

と言っても、

どんなお店が忙しい状況でも、お辞儀をしています。

全く素敵な関係である。

昨夜久々に訪れたらお店が

こぢんまりとしていなく、大きくなってました。

それでもなんにも変わっていないのである。

KENICHI KIKUCHI "えん"

2006.5.6

気ままな歌の旅

たぶん子供達が「片付けちゃ駄目!」と言ってるんだろうね

「 5月6日の鯉のぼり」

桜の花弁が風に舞い川に降りる

花弁の川を優雅に泳ぐシマヘビ

イトトンボ (オツネントンボ??)が休憩中

こんな中にいるとあっと言う間に詩が出来るよね。


デイジー、パンジー、ビオラ、チューリップ
カラフルな春のドライブ
片付けていない鯉のぼり泳ぐ空
河童伝説の色麻町を通り過ぎ
岩出山の川辺にひとり
桜の花弁がひとつまたひとつ
川へ舞い降り
ゆっくりとゆっくりと流れゆく
蛙がゲコゲコ、野鳥がピーチク
向こう岸までシマヘビが器用に泳いでる
時折あがる水紋に目をこらせば
ヤマベ達の姿も浮かぶ
名も知らぬが馴染みの野花には
これまた名も知らぬ
馴染みの昆虫がしがみついてる
見とれるのはシジミチョウのダンス
その時、風が強く吹いた
まるで故郷の粉雪のよに桜がいっせいに舞い
川面を目指す
あとはくり返しの光景
蛙がゲコゲコ、野鳥が、、、イトトンボも、、
ゆっくりとゆっくりと時間が流れゆく
ゆっくりとゆっとりと桜の花弁も流れゆく
蛙が忙しく鳴いても
ゆっくりとゆっくりとしている
川岸で弱肉強食のドラマがあっても
ゆっくりとゆっくりとしている
春の日の一齣
ゆっくりとゆっくりとしている


KENICHI KIKUCHI "poem"

2006.5.4

負けじとお母さんからメールに写真が添付してきた。

姉妹で母校を辿る旅に行ってきたようだ。



まさしく故郷、道東の風景だった

KENICHI KIKUCHI "East Hokkaido"

2006.5.3

ここんところ毎日地下鉄最終で帰宅

休みの初日の今日は旅の計画を練ろう。

その前に天気が良すぎるので近所の河原を散策。


僕も太陽光線で充電ナリ


KENICHI KIKUCHI "in the neighborhood"

2006.5.2

薬指のスカルリングが笑う
白、黒、黄色
肌の色がどうした
薄い皮一枚向けば
みんな同じ髑髏(しゃれこうべ)

表面上の物事に
振り回される人間
目に見えるものだけが正しく
目に見えないものを疑う
死して理解したもの達のうめき声

霧が立ちこめる湖の向こう
深緑の森の闇のその向こう
月の引力に誘き出された聖者の群れの中
今宵勇気を出して向こう側を知りに行こう
間違いを正しに旅立とう

やがて訪れる死に
自分しか綴れない詩を
安心と不安に揺れる天秤に
赤く脈打つ心臓の重さを
そいつを突き破るダガーナイフを

君を疑わせたもの
俺を狂わせた黒い霧
人の皮膚はギリギリまで破けない
君も迷い俺も出口を探す
生きる間にするべきことに苦しむ

光りが流れる国道の向こう
そいつのテールランプのずっと向こう
出発を待つ蒸気機関車の駅がある
今宵勇気を出して向こう側を知りに行こう
正しいと思ってたことを確かめにいこう


KENICHI KIKUCHI "2006 Weekly Lyrics No.021"