2005.8.29
日曜日の朝
気持ちよく晴れていたら
出かけよう
カメラひとつだけもって
スニーカーを履いて
君も僕も
随分疲れた顔をしてる
だから
みんなに会いに出かけよういつか夕闇迫るギリギリまで
遊んでくれた
緑のグラウンドで
走り回った
みんなの仲間の所へ太陽の子供に
しがみついてるハナアブに
ヘリコプター気取りのトンボに
長いストローを上手に使う
僕らのお姫様アゲハチョウの所に日曜の朝
気持ちが曇りがちならば
出かけよう
思い出すといい
子供の僕らにも
問題はあったんだ
でもね
みんなと遊べば解決したよねタカハシくんと喧嘩した時も
ユキちゃんを好きになった時も
胸のイタミを抱えても
僕の家の裏の空き地で
泥んこになって遊べば答えを見つけたいまでも何処かで
堂々とクマンバチが花を飛び交ってる
トノサマバッタが草むらで跳ねてる
彼らは何度となく生まれ変わり
僕らがまた帰ってくるのを待っているんだKENICHI KIKUCHI "2005 Weekly Lyrics No036"
2005.8.28
今日は暑すぎないので 僕の住む仙台市泉区の探索に出かけた。 久々に愛車のキーを回し Jack Johnson を聴きながら ゆったりした気分でね。 少し走らせただけで たくさんの仲間の楽園を見つけたよ。 彼(彼女)らは、快く写真を撮らせてくれました。 神々しい滝に圧倒されていたら なぜ「泉」と言う地名なのか理解したよ。 KENICHI KIKUCHI "fount"
2005.8.27
かゆくてたまらないのである はじめの左足の一カ所はね 「おや、蚊にさされたか」 「まぁ彼女も1ヶ月の寿命だし、まぁいいか」 それからというもの 毎日一カ所ずつ ポツポツと増えてゆく ちょっとやりすぎじゃございませんか? KENICHI KIKUCHI "Mosquito bite"
2005.8.21
ひとつとひとつでふたつ
ひとつとふたつではなく
ひとつとひとつ
欲張りはいけないよ
もともとひとつなのに
ふたつになれるのだからふたつになったら
もっと大きなひとつになれる
それ以上に素晴らしいことなんかないのさひとつの心とひとつの心
互いにきれいなひとつ
ひとつとひとつ
器用なフリして
余裕をして勘違いしてはいけない
もてるのはひとつだけなのだからふたつになったら
もっと大きなひとつになれる
それ以上に素晴らしいことなんかないのさひとつのひとりが
ふたつをもったとしたら
そのどちらのひとつとひとつも
とても傷ついてしまう
些細なことで壊れてしまう
そうしてひとつに戻る
ふたつになれないひとつになるふたつになったら
もっと大きなひとつになれる
それ以上に素晴らしいことなんかないのさひとつとひとつでふたつ
この世はモノがあふれすぎた
あふれすぎているものに
人々は片っ端から飽きて行く
片っ端から古いものに変えて行く
今ここに君に出会えたことに感謝したい
熱帯夜のスコールの中ひとつとひとつふたつになったら
もっと大きなひとつになれる
それ以上に素晴らしいことなんかないのさKENICHI KIKUCHI "2005 Weekly Lyrics No.035"
2005.8.20
さきほど友から 「いやぁ 菊池家 最高だね」 と連絡が来たよ。 この時期実家に帰らなくても 帰省してる友達が 僕の両親宅に子供を連れて訪れてくれる 僕の父親と酒を酌み交わしてくれる 子供を孫のようにかわいがらせてくれる ありがたいねぇ 僕は友達に恵まれているのだ うちの父親は 「久々にうまい酒飲んだ」 と語ったそうな。 その頃僕は 珍しく母親から届いた食材 「厚岸産牡蠣」を 酒蒸しにしてひとり食べていたのでした うまいねぇ! やっぱり牡蠣は厚岸さねぇ! KENICHI KIKUCHI "nice my friends"
2005.8.18
とっても綺麗な夕焼け空だった 自分の歌の中に 「夕焼け」 たくさん登場させてきたな たとえば 「オレンジ」とかね この赤い中に包まれていると いろいろ思ってしまうんだよな KENICHI KIKUCHI "beautiful sunset"
2005.8.17
ちょうど早めのランチを終え 歩いてるところだった なんだか大気がおかしい感じがした 風がないのに風が強く感じた とたんに僕の視界のフレームが激しくブレはじめた いや、両脇のビルディングがロールしている まるで今上映中の「宇宙戦争」のシーン 本当に地中から何か現れるのかと思った。 釧路で大地震を経験している身といえ、凄かった。 部屋のキャッポウとモゲラが心配だった。 スタンドの Gibson が心配だった。 無事だった。 小物は散乱してた。 そのとき 外で爆発音。 「やれやれ次はなんだい!」 それは毎年恒例の近所の花火大会の音 あわてて外へ飛び出した。 仙台川の橋の上で眺め続けた。 河原では夏の虫の声。 美しい日本の夏。 なんとも不安で なんとも幻想的な 1日だった。 KENICHI KIKUCHI "Earthquake"
2005.8.16
お母さんが写してきた デジタルカメラの画像で 久しぶりにおばあちゃんを見た。 先日まで入院して最近退院した。 その前の入院の時に片方の目が不自由になった。 調子の悪い時は 自分の娘(母達)さえもわからない事もあると聞く。 施設のおばあちゃんのところ お母さんといつまでも仲のいいお母さんの妹 3人が夏の陽射しに美しく包まれて写ってた。 おばあちゃんは 僕に写真を見せてあげるねと言ったら カメラの前で喜んで笑ってはしゃいでくれたと。 見て、 この美しいおばあちゃんの手を いつか僕はこの手でいつまでも撫でられていたんだ KENICHI KIKUCHI "Grandmother"
2005.8.14
Vodafone なのに 僕の部屋にドコモだけ が生えた KENICHI KIKUCHI "DoCoMo Mushroom"
2005.8.8
8月最初の週末
僕らの港街では
大きなおまつりがある
一番大きな道を止め
出店が5列も立ち並ぶ
子供の僕は
夏一番の楽しみ
夏休みの中でも一番の楽しみ
誰もが幸せそうに手を繋ぎ合い
歩いてるように見えた飴細工の動物
仮面ライダーのお面が欲しい
ヒモを引っ張ってあの景品を狙う
真剣に型をぬく人達
それにいちゃもんつけるおじさん
チョコバナナに林檎飴出店のはじっこにある
綿飴屋さんでアトムの絵を選ぶ
早く食べないと
飴色になってしぼんでしまう
おまつりは唯一
父親と母親と3人で
街を歩ける日なのさ
共働きでいつもバラバラの
家族をまとめる日スマートボールの台が並ぶ
割れた水ヨーヨーに泣く子供
今年も出目金をすくえない僕
砂糖味のフレンチドック
わかもと入りの東京カステラ
ラムネがこの暑さを吹き飛ばす赤や青の浴衣に混じると
手を離した瞬間に容易く
親を見失った
楽しいものに囲まれながら
感じたあの不安と恐怖を
いつまでも覚えている
そして僕を見つけてくれた
母親の顔を今でも
はっきり覚えている泣き出した僕にかき氷
屋台でおでんとつぶとカップ酒の父親
僕はきりがなく歩けたけれど
もう満足したよ
小さなビニール袋には和金が泳ぐ
家に帰って大きい水槽に入れようね僕は成長をすると
あのときの和金のように
すべてに窮屈を感じるようになった
合理的に考えたり
疲れる事も覚えてしまったようだ
出目金に一度も勝ったことがないくせにKENICHI KIKUCHI "Weekly Lyrics No033 (2)"
2005.8.7
釧路の「喫茶えいが館」を受け継いだ ママの娘さんからメールを頂いた。 頑張ってお店を切り盛りしているようです! 僕が 4月10日に書いた歌を見ていてくれたようで アンティークな扉を開くと
取り付けられた鈴が響いて
珈琲の香りがして
カウンターからあなたが微笑むこの一節を見てアンティークさを残したいと 思ってくれたとの事です。 うれしいね。 僕が飛び出した当時のママの様子も教えてくれてね。 僕は一生懸命真剣に生きることによって 恩返しをしたいと思ったよ。 いつかママと 僕のLIVE の後に一緒に店を片付けて 観に行ったレイトショーが懐かしいよ。 「ポルコ・ロッソ」を見るたび 思い出すよ。 KENICHI KIKUCHI "antique coffee shop"
2005.8.6
HDV カメラを買った。 こんなに早くハイビジョン映像が撮れるなんて思わなかったねぇ 去年の SONY FX1 はちょっと価格的に手を出せなかったけど HC1 驚きの価格だね、久々に SONY製品に興奮したよ。 友達の JJが iMovie で 僕のプロモーションビデオ作ってくれた時に 「こりゃおもしろい!」 と思って、Canon の DV機 買ってみたものの 一生懸命制作しても苦労が酬われないクオリティだったので ずっと動画はやらないでいたんだけれど こいつはスゴイ! iMovie HD での編集も軽いし 本格的な仕上がりにしたけりゃ Final Cut Pro は Native編集出来るしね この世界も一気に楽しくなった! 下の JPG画像は、Movie を一時停止して書き出した静止画です このモゲラの解像感がたまらないねぇ ヒゲがイカシてるぜダーリン! このワイド感もたまらないねぇ ごめんキャッホウ、もっと美人なのにね(笑) KENICHI KIKUCHI "HD Movie"
2005.8.3
T And Joodee 1992' "Stubborn R.H Custum"
トップ レッドスプルース サイド・バック・ネック メイプル ピックガード・ブリッジ・指板 ハカランダ
今回僕のところにやってきた運命のギター 師匠がくれたギター 「辻 四郎」氏に当時最高の材でとオーダーした 削り出しオール単板の 美しいJAZZ BOX KENICHI KIKUCHI "T And Joodee"