2004.6.26

時折現実を
受け止められなくなって
タイムマシーンを望んだり
今日の日を憎んだり

時折現実を
理解出来なくなって
夕焼けに涙するんだ
そう君は、そう君は、、

  楽しそうな街の絵
  賑やかな広告に彩られる通り
  人間達の都合のいい位置に
  配置された植物

     何もかもが嘘くさく思えたなら
     君は正常でいられている
     何もかもを否定しかけたら
     君はちょっぴり愛情に飢えているだけ

時々未来を
感じられなくなって
食後に飲む珈琲のカフェイン
意識を取り戻すのに必死

時々未来に
魅力を感じられなくなって
埃を被った昔話を
一枚一枚めくる夜

  毎日失う命のニュース
  背広の指導者は嘘を真実とすり替える
  大人が大人を殺し合えば
  子供は子供を殺すだろう

     全ての嘘を正しくつかみとれたなら
     君は正常でいられている
     何もかもを否定しあきらめかけたら
     君はちょっぴり愛情に飢えているだけ

  楽しそうな街の絵
  賑やかな広告に彩られる通り
  人間達の都合のいい位置に
  配置された植物

     何もかもが嘘くさく思えたなら
     君は正常でいられている
     何もかもを否定しかけたら
     君はちょっぴり愛情に飢えているだけ

KENICHI KIKUCHI "Weekly Lyrics No027"

2004.6.26

明日から2週間ばかり隣りの駅周辺に住む

しかしなんでこうも落ち着きのない年なんだろう

ちょいと不自由な思いするのも

まぁ慣れたな。

その場所ならではの暮らしをするのも悪くない

あと数日でこの忙しない年の半分が終わるんだな。

残り半分はいったいどんな知らない人達に出会うのかな。

KENICHI KIKUCHI "HALF YEAR"

2004.6.25

お互い好きに生きてる
女友達と久々に
電話で話したよ
広島からの声さ

自由に生きているけど
時々何処へ
向かっているか
わからなくなるって笑った

笑い話の中
最近の俺と来たら
まさしくそれで
何をやってるのか何処へ向かってるのか

   誰一人同じ人間は存在しない
   似た顔似た習慣の連中の中で
   模索する俺もまた誰かに似た人間かな
   あぁこの歌が誰に届くといいのか
   あぁまたこの部屋でしゃがれて歌うだけ

文化に芸術に想像に
普遍を嫌いながら
あたりまえを
大切にしてきたよ

何も残せてはないけど
誰かに
もらった愛は
確かにまだ僕の中で息してるもの

世はますます混純とし
俺の目的ははっきりと
そうはっきりとするはず
なのに失った愛をときおり懐かしんでいる

   誰一人同じ人間は存在しない
   似た顔似た習慣の連中の中で
   模索する俺もまた誰かに似た人間かな
   あぁこの歌が誰に届くといいのか
   あぁまたこの部屋でしゃがれて歌うだけ

KENICHI KIKUCHI "Weekly Lyrics No026"

2004.6.22

今日の日中の暑さと来たら

とても北海道産の人間にゃ耐えられるものじゃなかった

真夏日はこれ以上と聞くから大変だ

それでも夜部屋へ戻り

シャワーを浴びて扇風機の前に座ると心地よいのだ

僕がお酒好きなら

冷えたビールでもカーッと喉に流し込みたい気分なのだが

あいにくビールは飲めないので

お手製烏龍茶で独りで乾杯

今日から涼しめのシーツに変えて眠るのさ

1日24時間のうち5時間その上にいるのだから

重要な事さ

KENICHI KIKUCHI "すでにオーバーヒート"

2004.6.20

昨日、日曜日(今日)が 「父の日」と

気付いた僕は

石巻漁港へRを走らせた。

先ず食事処で まぐろ丼を注文し

本当においしい! ことを確認してから

魚屋が4件連なった右端の店で

中トロのブロックと鯨ベーコンを

空輸で送ったよ。

さっき届いたって電話がありました。

昨日の帰りは雨が降りだしてね

石巻神社に咲く

紫陽花が本当に美しかった。


そういや去年は別の場所で

紫陽花の美しさを感じてたっけな

KENICHI KIKUCHI "石巻"

2004.6.15

今日も故郷のトモより残酷な画像が届く、。

一昨日書いた歌にあるように

母校である釧路市立白樺台小学校が取り壊されている。

思えば 去年の6月25日に校舎内へ訪れて

現職員、現校長、現生徒に触れたのが

最後だったんだなぁ。

歌には

過去が無くなるのもまた自然なこと

と あっさり言い切ったけど、さみしいものだ。

僕らの時代は机が40席、椅子も同じく40あった。

そんなクラスが6組あった。

6学年6組。

去年訪れた時は1学年1組、席を数えると16席か、。

見渡せばこの辺も今は老人しか歩いていなかった

当然、僕らの親たちも60歳間近だったり超えていたり。

僕らもいつの間にか消え幾分寂しくなった

美しい白樺の木に囲まれた故郷の町よ

何故にある時期あんなにも憎んだあの校舎に、

このような悲しみの感情がこみあげてくるの?

KENICHI KIKUCHI "Good-Bye 白樺台小学校"

2004.6.14

今だスタッドレスタイヤを履いている。

夏タイヤがすり減って駄目になってるのが理由。

ふらっとタイヤショップを覗いたけど

RE71もなければ グローバもないんだ

18歳の頃は用はなくてもカーショップにいつも行ってたんだけど

もう何年も行ってなかったからなぁ(笑)

若い店員相手に、オッサンみたいな気分になったよ。

「71はねぇグリップもそうだけど限界点での

コントロールが非常にしやすかったんだよねぇ」

とか語っちゃったりして。

やっぱりオッサンだ(笑)

KENICHI KIKUCHI "TIRE"

2004.6.13

眩しい夏の光を浴びてる
泉の住宅街
清々しい1日の始まり
これから何をしよう

毎日誰もが汗水垂らして
仕事をしてお金を稼いでいる
毎日のビルの中じゃ
この休日はまるで天国

  僕の6気筒に火をつけて
  この国のいいところまで走らせよう
  たまに何の為に生きているか
  わからなくなるけれど
  今はなんとなくわかる

平原の国道を走り抜けたら
海が広がった
キラキラ光る松島海岸
誰もが芭蕉の気持ちになる

瑞巌寺までの高い木の下で
深呼吸して涼んでいた
名も無き僧が掘った仏に
そっと告白してみた

  僕の6気筒に火をつけて
  この国のいいところまで走らせよう
  たまに何の為に生きているか
  わからなくなるけれど
  今はなんとなくわかる

やがて空は真っ赤に腫れあがって
お腹も空いた
いつもの住処へ帰ろう
いつもの場所で暗そう

部屋についたら友達からメール
母校が重機で壊されてる画像が添付
昨日は昔、明日は知らないが
過去が無くなるのもまた自然なこと

  僕の6気筒に火をつけて
  この国のいいところまで走らせよう
  たまに何の為に生きているか
  わからなくなるけれど
  今はなんとなくわかる


KENICHI KIKUCHI "Weekly Lyrics No025"

2004.6.12

深夜

音楽好きの女友達から

メールが届いた。

「Ray が亡くなった」

5歳で弟を失い

7歳で視力を失い

15歳までには両親をも失い、

人々の彼のイメージは

ピアノの前で

サングラスをかけ陽気な笑顔で

歌うハッピーなソウル、ロック歌手なのに。

僕がはじめて彼にふれたのは

小学生の時観た 「Blues Brothers」

での楽器屋の店主のRay

思い切りシェイクしてしまったのを覚えてる。

彼の声は優しさと勇気のトーン

ありがとう

Ray Charles

KENICHI KIKUCHI "Ray Charles にご冥福を"

2004.6.11

疲れた身体で
夜中部屋へ戻っても
君にふれると
元気になる

まるで君は充電器
僕はそっとふれるだけで
心臓が痺れて
足りないものが満ちてくる

  弱くなって
  負けそうになって
  答えがわからなくなっても
  君がいれば大丈夫

ある日僕は
些細な事で君を傷つけた
夜になっても別々の部屋
不安が時間と押し寄せる

バッテリーが切れてくると
いてもたってもいられなくなって
君の扉をノックする
僕はしたことの重大さに気付いた

  弱くなって
  負けそうになって
  答えがわからなくなっても
  君がいれば大丈夫

随分と月日が流れた
求めるものが多くても
求めるものが少なくても
よくもめたものさ

でも僕も君も理解してきた
互いのエネルギーで
日々消耗する心を潤わせるんだ
いまでも君に痺れている

  弱くなって
  負けそうになって
  答えがわからなくなっても
  君がいれば大丈夫


KENICHI KIKUCHI "2004 Weekly Lyrics No024"

2004.6.8

「梅雨入り」なのである。

今まで北海道で暮らしていたので

「梅雨」を経験したことがないのである。

この雨、湿度、べとべとするシャツ、

その上、職場の後輩に

帰りにラーメンに誘われたからもう大変

しかもピリ辛で汗ドバドバ、

言うなれば、

ベトベトのピリピリでドバドバ、

なのである。

とにかく一刻も早く部屋に帰って、D45とJ45を

ケースにしまいたいのである。

KENICHI KIKUCHI "梅雨入り"

2004.6.6

ランチは一日おきに「牛タン定食」食べてます。

麦飯とテールスープの最強コンビ

本当にうまい!

「 いつものやつっすね! 」っと

注文する間もなしさ(笑)

そんな仙台を満喫してる日々。

 ところで昨日、近所のサッカー場では

ベガルタ仙台 vs コンサドーレ札幌

まったく興味はないくせに

どっちを応援すべきなんだろう、

って考えたりして(笑)

KENICHI KIKUCHI "SENDAI vs SAPPORO"

2004.6.2

朝は早いし、夜は遅いので

僕の住むマンションの他の住人さんは

どんな人達が暮らしているのか

よくわからない。

それでも朝玄関で中学生とすれ違うと

おはようございます!

と、清々しい。

でね、ゴミの日なんかにステーションに行くと

まれに主婦の方と顔を会わせるんだけど

おはようございます

って言っても

ちらっとこっち見て

ほんの少し頭さげるだけなのね。

まったくあんなので

子に何を教えて何について叱ってるんだろうな。

貧しい生活ながらも

あたりまえを教えてくれた

両親に今はホント感謝しているよ。

KENICHI KIKUCHI "poor"

2004.6.1

もう6月なんですね

何か変化がありそうで

滅多に帰らない釧路の実家へ帰ったお正月、

その1月の半ばからは東京の中野で暮らし

2月にはまつもとさんと東京でLIVE

3月下旬には札幌へ帰り

一週間後に仙台へ引越。

そして2ヶ月がすぎ。

今日、昼間の広瀬通を歩きながら思ったよ

生きてるんだなって。

そう感じたのは

十二分な初夏の陽射しを

浴びながら歩いてたせいかもしれないけれど

KENICHI KIKUCHI "early summer"