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SLOW SONG

KENICHI KIKUCHI 1999.6.13


 君の優しさ、遠のいて遠のいて、何も見えない、見えない、乾いた風が吹いてる
 僕の心、擦り切れて擦り切れて、癒されない、癒されない、あの日からそのままさ


    遠い夜、見えすぎて、甘えすぎて
    無くした約束を探し求めずに
    傷ついた羽を休める何かに そっと囁き始めた 失うのを覚悟に


       あの時歌った "SlowSong" 響き続ける
       僕の耳に、君の耳に、僕の胸に、君の胸に
       若すぎて、純情すぎて、だから今、切なくて、永遠過ぎて


 晴れた日僕は、風に乗って流されて、身を任せる、身を任せる、上昇気流に乗る
 誰もが飛び立つ、きっかけを待っている、僕にはわかる、僕にはわかる、それが今だって事


    想いでの欠片、美しすぎて、包まれて
    目の前のつらさを直視するより
    決して裏切らない"それ"に  逃げてた、走ってた、繰り返してた昨日にサヨナラ


       でももう終わりさ "SlowSong" 響いていても
       僕の明日に、君の明日に、僕の世界に、君の世界に
       ようやく届いた、せつにわかるよ、正直な声、明日への音色、新しい光


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