PURE ACOUSTIC GUITAR SOUND !

このページは書き始めた1997年当時、普段部屋で使用している美しいアコースティック・ギターの音色を、どうLIVEで伝えるかという簡単そうで難しくも奥の深い問題について書いたページです。

このページ作成にあたり、自分が書く内容については試した事があるものだけを記述してあります、 ギターの音色など問題ではなく、エレアコの音に満足している方は飛ばして下さい、 より自分の理想の音色をLIVEで伝えたいと思う全てのアコースティック・プレイヤーに、。

2007年7月時点

長いこと頑張ってくれた J200に取り付けていたピックアップ"MINI-FLEX Model #135" に引退してもらうことにした

新しい"FISHMAN RARE EARTH BLEND"マグネットとマイクの Mix

J200 はピックガードがサウンドホールギリギリまできてるんだった!その上僕のは激しいピッキングで削れまくってたんだ!うーん、微妙だ、。

意外にカッチリ取り付けられた。

LIVE使用時の感想は現時点で僕の使用スタイルとして最良だと思う。ハコの大きさ、環境にもマイクとマグネットのブレンドで対処出来る。僕は通常ほぼマイクよりの 8:2 ほどの割合にしている。 随分とピックアップは進化していたんだなぁ(笑)


1997年時点記事

固定プレイスタイル

まず、問題になるのは、プレイするスタイルですね、椅子に座り固定された環境ならば、マイクでサウンド・ホール周辺より、音を拾うのが最適かつストレートにPAから出力されるでしょう、。   この場合のマイクの選択等については、ギターの種類、特性、ゲージとの相性に左右されますので、注意が必要ですね。  例えば、生音はいい音がしているのに、マイクで拾うとその音がでない、、そういう場合はこまかなPA側での調整よりも、マイクのチョイスを考える事を薦めます、。


1997年時点記事

動きまわりプレイスタイル (大きめの箱編)

次に、ギターをストラップにつけて、ガンガン動き回る、プレイヤー、 (僕みたいな ^_^; ) それ程激しくないにしろ、マイク取りでは無理な奏者、みなさんも一番多いと思います、次にプレイする、環境に今度は左右されると思います。

もう、大ホール等でプレイするには、、生音を活かすピック・アップだと、どうしてもハウリングが起きます。 もう、ブルース・スプリングスティーンや長渕 剛さんのようにエレ・アコを使う他ないのかもしれません、それではこのページの意味がないので   マグネチック・タイプのエレキ・ギターのようにサウンド・ホールにピックアップを取り付けるタイプのピック・アップならば、ハウリングなしに、音を大きく出せるでしょう。ただし、プリ・アンプとセットで、、。それでも、とても、ピュアなアコースティック・サウンドではないはずです、モコモコした感じは、調整しても気になるところです。 

一応このタイプで、一番信頼出来、プロも愛用している事が多いのが "SUNRISE" ですね。確か43000円くらいです。

この他にプリ・アンプですね。 バンド・サウンドのなかでアコギを使うのであれば適しているのでは?。


それとピエゾ・ピック・アップと言う、ブリッジ等に装着して、振動を拾うタイプのピック・アップがあります、有名なのは、マーチン社の"THIN LINE"ですか、。 ニール・ヤングのD-45に付いてたので、レコードでも確認出来ます。 これも生音が死んでしまうんですね、、やけにチャリチャリしてしまうんですよね。

そこで、開発されたのが、マグネチック・ピック・アップとピエゾのステレオ・MIXなのですが、僕は試した事がなく、実際に自分の耳で確認した事がありません、結構愛用されている方が多いと思われます、意見を頂けると幸いです。


1997年時点記事

動きまわりプレイスタイル (50人くらいの箱編)

50人くらいと言っても箱のサイズはわかりにくいですが、僕がいつもプレイしているのが、このサイズで、小ホールとまでは、いかない大きさ、 まぁ、弾き語りとかで頑張っている人たちが一番プレイする機会が多い場所ですね、きちんとPA通すという。  ここで僕が実際今のところベストでお奨めするのが、ギターの内部に小型マイク・タイプのピック・アップを仕組む使用です。 実際使っているのは、"MINI FLEX Model#135" です、写真も乗せときます。 この前、U.S.Aから直で取り寄せて、168ドルでした。

  MINI FLEX "Model#135"

ただし、注意が必要なのは、あくまでもギター内部にマイクを仕組むわけで、音量を上げるとハウリングが起きます、(もっともハウるタイプと言えます) しかし、それは、フロントにセットしてあるモニター・スピーカーが原因としているでしょう、だから、このタイプでプレイする時は、モニターはサイドか、バックにセットするのが絶対です。 どうです、かなり音量上げれたでしょう? それでも、って時は、サウンド・ホールを閉じて下さい、最近また値上げのした、オベーションの蓋を買ってきて、。 しかも、閉じた方がいい音がしたとの報告も耳にしました。 とにかく、そのまんまのサウンドが出せるでしょう、そしてサウンドを作り出せるでしょう。  僕は、オールドのJ-45とJ-200にセットして、いつもLIVEをしています、もう手放せないですね。

このピック・アップはいろいろ拡張出来て、ピエゾ等のピック・アップもブレンド出来るようになっています、 実際そのステレオ使用にしたJ-100でプレイしたところ、ブレンドのボリュームに多少甘さがあったが、さらなる音量に応える事が出来て素晴らしいです。


以上、僕の経験した音づくりを書きましたが、まだまだ、だと思いますしセット・アップしだいでは、どのピック・アップでもいいサウンド出せると思います、続きはアコースティックギター会議室で熱い意見が飛び交ってます!

ken_k@mac.com

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