前田 法利さん 大阪府 ジャンル:Bluegrass and Folk Song

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好きなギターメーカー(Martin・Gibson) 好きなギター(D-28) ギター所有本数12本

MAEDA'S Gibson FLAT TOP

オーナーによる解説

写真右から・・・。

LG-1 1965年製

J-45 右が山野の1962年Reissue モデル。(広告や雑誌には、1993年モデルとなっていますが、ギャランティラベルには1992 J-45 REISSUE となっている。)ペグを Kluson 60's 3連タイプ(ゴトウ製)にリプレイスし、ピエゾを仕込んでいます。(会議室にて激論?済み!) 左が J-45 を製造開始し始めた 1942〜43年(第二次世界大戦中)の間に造られたバナーロゴ・ストレートブリッジ・アジャスタブルロッド無し(アジャストカバー無し)の J-45 です。 アコースティクギターブック 3‘愛しのギブソンJ-45’文中にあった金属製のトラストロッドの代わりにエボニーが使用されていたと言うもので、ずんぐり(特太)ネックです。(マホガニー材)これは、私の持っているギターの中でも上位にランクされるギターです。(状態も最高です。)

一番右 LG-2 1947年製 友人に渋々譲ったギター・・・・(私が持っているよりも彼の演奏方法がギターのために良いと思ったからです。)スクリプトロゴでバナーが無くボデイの中に鉛筆書のシリアルらしき番号があります。バナーが無くなるのは46年、47年頃からスタンダードロゴに変わるのでスクリプトロゴのバーナ無しは46か47年となります。だから47年と言っておけば大きくは外れないと思っています。(ネックはJ-45から比べると細いです。=まだ太い。)

MAEDA'S Martin Guitars

オーナーによる解説

1952年製は(右)、Top・Back共にヘアラインクラックがあったので修理し、全体をオーバーラッカーしました。修理して2年たちますが以前よりしっかりした音で太い低音、どこまでも伸びる高音、メリハリのある中音域、オーバーラッカーする事で全体しっとりして良くなりました。(以前は、抜けすぎて乾いた音でした。)修理して良かった。

1961年製は(左)、フルオリで手に入れたにもかかわらず、ペグをWaverly4060に換えて(オリジナルは、USA PAT. の入ったグローバーロートマチックでD-28については、58年頃から使用されています。)ネックには、ストラップピンを打っております。音は52年より堅く70年代のドンシャリ音をより引き締めた感じがします。ブルーグラスにはもってこい!

ブラジリアンローズウッドのギターは、弾いているとサウンドホールからあまーいローズの香り(ローズヒップティのような香り)がします。1時間以上弾くとそれはもう言いようのない世界。これはこれで1つの楽しみ方・・・メンバーで練習の後男5人がギターのサウンドホールに鼻を近ずけて「ええにおいやなぁー」と言っている絵は他人からみるとおかしく思われてしまうでしょう。(52・61年それぞれ香りが異なります。)


Martin Custom Shop Instruments D-45 & OO-45 Custom Shop

オーナーによる解説

サイド・バックは、インディアンローズウッドです。他の共通点は、サドル・ナット・ブリッジピン・エンドピンがマンモスアイボリーでロングサドル、バインディングはアイボロイド、2台共 ‘プリ・ウォー’ スタイルインレイで、ピックガードはアンダーフィニッシュのスクエアーネックです。

Dタイプは、イングルマントップで V ネック・ペグは Waverly Gold ブレイシングは、フロントシフトになっていませんがスキャロップ処理はされています。音質は、 200th D-45 ローズモデルよりブリッジ側で鳴り、柔らかいサウンド・きらびやかでディープ、(上手い表現が出てこない。)オープンコードのストロークプレイではボディ全体がうねる様に音を吐き出します。少なくともブルーグラスには向きません。(爆笑)

OOタイプは、?トップで(表示されてなかった)ペグは Waverly Vintage W-49 ヘッドには、トーチインレイと裏にC.F.MARTIN & Co. のスタンプがあります。音質は、サイズから想像できないボリュウムとサステーィン、タッピングで残る音は圧巻、フィンガープレイには抜群の相性です。中川 イサト さんのお弟子さん絶賛の逸品。これも、ブルーグラスには向きません。(爆笑)

Dタイプは、以前から「こんなの造れば絶対買うよ。」と言っていたので買わざるを得なくなりました。OOは、事故でした。いずれも梅ナカさんです。


会議室のみなさんのAcoustic Guitar紹介ページ