photo and lyric 特別ページ 僕の歌から連想する写真を友達が撮影

2006年4月13日 JJ "my best freind!" 「阿寒バス」撮影    2006年5月6日 「鯉のぼり」撮影  2002年5月19日作詞

     鯉のぼり

子供の日 父さんの何よりも大切な
一番の友達が死にました
母さんは落ち込んでる父さんの様子を
電話で伝えてくれました
小塚さんはいつも声が大きく陽気で
幼い僕には、お酒の匂いもして苦手でした
僕と同じ歳の女の子がいて
大きくなったら結婚させるといつも笑ってて
僕はその話が聞こえてくるのもとても嫌でした
   子供の日に父さんの親友が死んだ
   鯉のぼりが風に大きく揺れてる
   子供の頃から仲良しだった父さん達
   まるで子供のような目で
   父さんは黙って鯉が天を目指して泳ぐのを見てる
6年前 小塚さんは入院しました
1ヶ月後同じ病気で父さんも入院しました
昔から同じモノ食べて同じ酒を
同じだけ飲んだからだねと先生は苦笑ってました
二人とも元気に退院しました
その夜も一緒に飲んでいて、つぶれた父さんを迎えに行きました
僕はいつのまにか大人になり
めぐみちゃんはとっくに結婚して幸せそうです
そしていつから小塚さんの人の良さが僕は大好きでした
   子供の日に父さんに別れを告げた
   小塚さんはバスに乗って行っちゃった
   父さんはタクシーの運転手で
   小塚さんはバスの運転手
   最後まで仲良しのまま、小塚さんだけ行っちゃった
   子供の日に父さんの親友が死んだ
   鯉のぼりが風に揺れてる
   子供の頃から仲良しだった父さん達
   まるで子供のような目で
   父さんは黙って鯉が天を目指して泳ぐのを見てる






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