2006.9.29

新しいギターの弦を張るのが好き

テンションを保ちながら張る緊張感?

期待感?

もうここからLIVEが始まっているんだろうなぁ

とにかく引き締まるんだ。


KENICHI KIKUCHI "僕のギターにはいつもミディアムゲージ(笑)"

2006.9.28

新曲引っ提げてLIVE活動復活します! 沖縄からね!

場所 : 那覇Gibson http://www.geocities.jp/gibson7yamamoto/

まつもとさん作ってくれたポスター! 熱いなぁ!(笑)

仲間沖縄の地に集結!

まつもとゆきひろ http://artiegar.hp.infoseek.co.jp/yukihiro.htm

竹内哲也 http://tetsuya-takeuchi.jp/

& サプライズド・ゲスト!!

いい夜にならないはずがない!!

よろしくお願いします!

KENICHI KIKUCHI "LIVE in OKINAWA"

2006.9.27

       「空気」


「空気」は吸うものなのに
「空気」を読むことにみんな必死
力のある方へ常に付いていようと
「空気」を読んでばかり

「空気」を吸い込んで
酸素を脳へしっかり送れば
すっきりするはずさ
自分の思いを押し殺したり出来ないはずさ

おいしい空気をいっぱい吸い込みましょうよ
汚染された空気を読みなさんな
僕は僕、私は私、
少しくらい満たされなくてもいいじゃないか

「空気」は吸うものなのに
「空気」を読むことにみんな必死
それは常に変化をくり返していて
捉まえていないと孤立してしまうと怯える

「空気」を読む人々は
より大きな力の中にいることで
安心感が得られると笑う
僕にはその顔が歪んで見えた

おいしい空気をいっぱい吸い込みましょうよ
他人様の空気にすがりつきなさんな
僕は僕、私は私、
そりゃ良いことも嫌なこともあるでしょう

おいしい空気をいっぱいすいましょうよ
汚染された空気を読みなさんな
僕は僕、私は私、
少しくらい叶わなくてもいいじゃないか

おいしい空気をいっぱい吸い込みましょうよ
損得勘定、軽薄な空気ばかり読みなさんな
僕は僕、私は私、
少しくらい貧乏くじ引いても笑い飛ばそうや


KENICHI KIKUCHI "2006 Weekly Lyrics No.049"

2006.9.26

いつものようにお母さんのメールに写真が添付されていた。

懐かしいなぁ、。

小学六年生のときの修学旅行で

「知床」へ行ったときの親へのお土産だよ。

数百円の限られたお小遣いで

どれだけいいお土産を買えるか悩んだ結果なんだ。

貝殻で出来た親子亀。

僕が日曜日動物園で写してきた親子亀を見て思い出したんだろうな。

大切にとっておいてあったんだなぁ。

KENICHI KIKUCHI "The tortoise made from shellfish"

2006.9.25

太陽のぼる
太陽沈む
お月様のぼる
お月様沈む

そう見えてるだけ
自分がくるくる廻ってるだけ

調子いいとき
スランプなとき
思わす笑ってしまう
たまらず泣いてしまう

何も変わっちゃいない
自分がくるくる廻っているだけ

君に恋したとき
世界は変わった
だけど世界はそのまま
新聞配達の少年さえいつもの少年のまま
でも僕の中では確かに変わった


人が生まれる
人が死ぬ
犬が生まれる
犬が死ぬ

自然の摂理何も変わらない
生き物平等、生も死も一度だけ

秋の虫歌う
ススキの穂揺れる
満月また浮かぶ
愛を思い出す

あの世に持って行けるものは
集めた古美術じゃない、愛だけ

君に恋したとき
世界は変わった
だけど世界はそのまま
庭でさえずる小鳥さえいつも通り3羽
でも僕の中では確かに変わった


KENICHI KIKUCHI "2006 Weekly Lyrics No.048"

2006.9.24

SLOW TRIP 2006 Vol.14 「 秋晴 チャイルズ・マインド 」


例えばこんなよく晴れた日曜日

「動物園へ連れてって! 」

よく父親に言ったもんだ。

(10回に一度は連れて行ってくれた!)

今じゃ自分で運転して行けるくせに滅多に行かない。

檻に入れて見せ物にされている事実を考えるからか?

自然の中の生き物を撮影して来た1年だったけれど

なぜか無性に行きたくなった。

出来るだけ自然な姿を見たいなぁ

ヘビ舎の看板がたまらなく魅力的(笑)

子亀が親亀に乗る理由を知ってる人は こちらにメールを(笑) ken_k@mac.com

ギラギラ、ギラギラ!!

暑、眠、。

ブヒィ、、。(焼豚になっちまう、、。)

パオ、ン、、。(眠い、。)

グオォ、。(暑くてやってられんて、。)

おっ! ひときわ人だかり! 何??

おいおい、君たち目当てに来たのにさ、。

キャッポウとモゲラと同じ格好で寝てるんだもの(笑)

ハァハァハァ、? ハァハァハァ! (立てと? 来るとこ間違ってんじゃねぇ!)


やっぱり長時間居られないなぁ。

見物人の多さにもやられちまった。

八木山動物園の近くなので伝説の「佐々久」で記念撮影(笑)

「佐々久」が気になった方コチラ

東照宮へ行った

フリーマーケット?

骨董、古美術品、古着、渋い!

職場の仲間の一人が先週から高熱が下がらない、。

「早く良くなるように」

と、お祈りするために立ち寄った。

帰り際、

チュンチュン? (やっぱり身近な僕らの方がいいだろ?)

そうだね。

今日会ってきた彼らも生まれた場所では

君らと同じように自然と調和してもっと素晴らしいんだろうね。

2年と6ヶ月この街で暮らして

僕もこの街に調和してきた気がするのだがなぁ

KENICHI KIKUCHI "SLOW TRIP 2006 No.014"

2006.9.23

SLOW TRIP 2006 Vol.13 「 芋煮会 ファースト・エクスペリエンス 」


宮城県や山形県ではあたりまえに通じるんだ。

「芋煮会」

だって芋を煮る会ですもの、びっくりタイトルさ。

聞くところによると、河原でバーべーキューをやるあの感覚らしい。

今日は職場のみんなに誘われて「芋煮会」を経験して来たのさ。

送迎バスの出発地点の「泉中央」までは地下鉄駅一本となりなので歩いていった。

歩くと見えなかったものが見えるからね。

送迎バスで揺られ「泉ヶ岳」の高原スキー場まで。

さっそく用意されていたよ。

芋煮セットとバーベキューセットとワタシ

芋煮の芋は「里芋」なんだね。

てっきり僕はジャガイモかと思った。

北海道人の発想かい ?

地方によって芋煮の味付けが異なっていて

山形県は「醤油ベース」、宮城県はこの「味噌ベース」

宮城の仙台味噌は格別だからとても美味しい!

焼きおにぎりも仙台味噌が染みて旨い!

秋晴れの高原

それはとても「平和な空気」のこと

焼きたてメロンパンに惹かれてみんなで買ってきたら

そいつは怒りん坊な顔してたんだ

確かに秋が来ていた。

毎日少しずつ陽が沈む時間が早くなって行くんだ

アキアカネがぴったり来る季節のことさ。

賀茂神社のイロハモミジは今年も見事に真っ赤になるだろう

さて、僕は熟成されているのだろうか?

他人(ヒト)の悲しみや傷みを受け入れているのだろうか?

誰かのように自分勝手なだけではないのだろうか?

問うことが出来るってことはまだ救われているということか?

いや、

まだ旅を続けなければね。

今日は純粋なスタッフと一緒で幸せだったな。

KENICHI KIKUCHI "SLOW TRIP 2006 Vol.13"

2006.9.21

JJ's Photo Gallery Vol.004


今日一日ヤツは旅に出てた。

場所を変える毎にその場所の一部を切り取り

僕の携帯電話へ転送して来た。

「これどーこだ?」

って戯けるのさ。

コントラストと色合いを調整しただけで

全く加工していないこの一枚

蜃気楼に融けたローカル列車と森林が絵画みたいだ !!

絵筆を持たずお前は描いてきたんだね

線路脇のアオダイショウの抜け殻か

アルバムなら、Luck Town が似合う世界感だな。

今日の Photo の中で僕的に一番気に入ったよ。

北海道を感じる一枚。

水平線とは、水面と空の境界をなす線のこと。

だけど、下は水面じゃなく陸地さ。

これぞ故郷の大地。

気持ちがいい。

JJ も旅がうまいな。

KENICHI KIKUCHI "JJ's Photo Gallery Vol.004"

2006.9.19

よく、「 どうして撮せるの? どうして逃げないの?? 」と聞かれる。

それは知っている

僕も「とるに足らない人間」だからさ

そうそう去年書いたっけ。

「虫っころ」


KENICHI KIKUCHI "It doesn't matter"

2006.9.18

「仙台お気に入りの味」シリーズ !

第2弾 「 仙台味噌タンメン 寅や 」


僕は気に入った味に出会うとそればかり食べ続ける

昔からさ。

「また、同じモノ食べてるの??」

何度言われたセリフか。

そしてここも癖になる味なのだ。

郊外にあるのでそんなには行けないけれど、ハマっているよ。

仙台市若林区志波町 にある 「寅や」

残念ながらわかりやすい場所じゃなく一方通行も多めで

初めて行くときは迷うかも。

オススメは 「 特製辛味噌タンメン 」

れんげの辛味噌を溶いて食べる。

たっぷり野菜と平打ち麺が秘伝の味噌に絡んで旨すぎ !

北海道生まれの僕も唸る味噌味なのでした。

KENICHI KIKUCHI "仙台お気に入りの味ファイル No.002"

2006.9.17

雨さ。

こんな日は男の料理

「 (いいかげん!) KENICHI KIKUCHI お料理ナビ」のコーナー(笑)

第1弾 「豚の角煮」


材料用意して、煮る、煮る、煮る、煮る、、

出来たら食う、食う、食う、、以上!


てきとうだなぁ(笑) 、でも美味そうでしょ?


KENICHI KIKUCHI "KENICHI KIKUCHI お料理ナビ Vol.001"

2006.9.16

SLOW TRIP 2006 Vol.12 「 栗原田園鉄道 パス・オブ・ハート 」


今日も天気が良くない。

先週よりももっと悪そうだ。

降り始める前に出発さ。

最近の旅はろくに計画を立てない ( いつもか、。)

薄っぺらな地図めくり気分で行き先を決めよう

県道36号線沿いの農家の目覚ましが丁度鳴いていた

クックドゥドゥドゥ!!

「 Are You Hungry? (笑) 」

モア !!

「はぁ?」

このコは人懐こくて可愛いんだ

「もぅ、行っちゃうの? 」

僕は犬の仕草に特に弱い

今回の旅のメインは来年の3月31日に廃止される

「 栗原田園鉄道 」

大正10年から周辺の人達の足である。

その拠点 「若柳駅」

駅にはこう書いた看板がある、


「 みんなの足だよ栗鉄 乗って残そう孫子のために    

              石越町・若柳町・金成町・栗駒町・鴬沢町 


愛され続けているのがよくわかる

とてもよくわかる

現役車両が通過した

旧車両の「M181」

昭和34年頃活躍していた車両、末期はカラオケ車両になったという証のペイント

「M182」

中は自転車置き場になっていた

地域住民の思い入れの大きい鉄道

採算の問題で廃止

来年からバスが運行とか

どうにかして延命の道はないものだろうか

補助金削減が原因だった ?

国は昭和の文化にも目を向けるべきだ



「伊豆沼 ライフサンクチュアリ」

我が故郷の「釧路湿原」に次いで

1985年 ラムサール条約で日本2番目の指定登録湿地となった

「伊豆沼・内沼」も本日の大切な旅のポイント。

ってのも

退院した JJ が 「鉄道車両見たい」「鳥見たい」って

昨夜言うもんだからさ (笑)

さすがに素晴らしい自然が残されていた

でも渡り鳥が飛来するのは10月から3月だから、、JJスマン、。

周辺を歩いてみることにした。

おっキレイなキアゲハが美味しそうに蜜を吸ってる

しかし、ホントに美味しそうな顔してるなぁ

モンキチョウはいつもなかなか撮らせてくれないのに今日は機嫌が良かったようさ

セセリチョウはズッコケ顔で憎めないから好きさ

伊豆沼を後にして内沼へ向かうとハクチョウたちがくつろいでた。

しかも近づいても逃げもしないし、。

「 あんた、ホントは小鳥に出会いたかったんでしょ! 悪かったわね! 」

バレてた。

うーん、雲行きが怪しくなってきたけど、

自分を見つけるまで

まだまだ旅は続く !

KENICHI KIKUCHI "SLOW TRIP 2006 Vol.12"

2006.9.15

作品や、録音にはアウトテイクがある

そもそも歌詞にしても、ここにアップロードするのは

たくさんの中からのほんの一部の作品。

振り返ったときにその埋もれた中から

再発見することもある。

そう、SLOW TRIP PHOTO にも アウトテイクがある


2006 SLOW TRIP OUT TAKE PHOTOS Vol.001


2006 SLOW TRIP Vol.10 「朴沢 ビューティフル・ネイバーフッド」からの一枚

とにかくこの日は空が良かった

相棒も機嫌が良かった

雲も良かった

それをわかってもらえる一枚を見つけた。


KENICHI KIKUCHI "2006 SLOW TRIP OUT TAKE PHOTOS Vol.001"

2006.9.14

職場の女の子からインスピレーションをもらって90秒で書き殴った。


手に入れられるものと
手に入れられないものがある
けど大抵は本気で望めば手に入る

手に入れられないもの
本当は必要のないものだったと思う事も出来る
でも手に入れようと努力をくり返す

どうにかしてでもと考える
今までやろうとも思わなかったことに挑んでまでも
でも手に入れられないものとは
手に入れられないもののこと


それまでのプロセスが
手に入れられないものの正体ともとれる
決して無意味なものなどない

時間軸に無駄などない
だから結局手に入れられなくとも
手に入れたと同じかそれ以上の価値を手にするかも

誰もが幻影などはじめから追いかけていない
誰もがはじめから本物と偽物の区別などつかない
それは傷つく度知ってゆく
それは傷つける度刻まれてゆく


KENICHI KIKUCHI "2006 Weekly Lyrics No.046"

2006.9.12

JJ 退院記念(笑)

JJ's Photo Gallery Vol.003


ヤツが入院したことを僕がトモたちへ伝えても

誰もが笑い飛ばすだけさ

クレイジーなアイツはそれほどみんなに愛されているのさ

住宅地の中を走る石炭列車、見慣れたコイツも全国で唯一なんだよな。

釧路は紛れもなく漁業の街だった。

子供の頃、確かに栄えてた記憶がある。

人々が笑顔に満ちていた記憶が確かにある。

潮風にあたるこの街、鉄はすぐに錆び付いた。

あの頃の僕らも

腐った気持ちになって開き直ればなるほど

錆だらけになった。

「このままではいけない! 」とその度、思った。

このポストを見ると

その恐怖が蘇る

異形の世界へ繋がるかのような

恐怖が。

JJ の写真は「昭和の釧路」を

撮っているだけじゃないということがわかる。

KENICHI KIKUCHI "JJ's Photo Gallery Vol.003"


2006.9.11

あっちへコロコロ
こっちへコロコロ
立場が悪くなると
またコロコロ

新しいところへ来た
大きく広告するよ
相手によって
広告の内容変えるよ

誰かのウィークポイント
徹底的に使うよ
ほれ、見よ、と
失速を楽しむよ

あっちへコロコロ
こっちへコロコロ
いよいよ駄目とわかると
またコロコロ

汗をかいた後の勲章
誰もが経験のある感動
お前は知らないから
弱者を気取り泣き真似る

でも手助けしよう
最後の手助けさ
逃げ道を作ってあげる
ここからこっそり逃げるといい

あっちへコロコロ
こっちへコロコロ
ずる賢さは一人前
でもコロコロ

自分を疑わぬ限り
お前は逃げ続けることになる
人を愛さぬ限り
お前は誰にも必要とされない

手助けしよう
最後の手助けさ
逃げ道を作ってあげる
ここからこっそり逃げるといい

あっちへコロコロ
こっちへコロコロ
いよいよ駄目とわかると
またコロコロ


KENICHI KIKUCHI "2006 Weekly Lyrics No.045"

2006.9.10

SLOW TRIP 2006 Vol.11 「 残暑 マンティス 」


今日は天気が良くない。

少しでも陽が差さないかなと空を見上げる。

結局昼を過ぎた。

タイミング掴めないまま外へ出る。

あ、暑い、。

先週も行った「朴沢」を通り過ぎて「堂所」付近へ車を走らす。

目立たない道を右折すると、

「なんだこりゃぁ」

幽玄さが漂う景観に驚いた。

釣り人達の秘密の場所って感じでもあった。

しかしこの暑さ、カメラが結露で大変。

まず現れてくれたのが「オツネントンボ」

やんちゃな顔だなぁ。

子供の頃、昆虫はいい遊び相手

知らないうちに住んでる場所も現れる時期も知り尽くしてた。

大人になって視点も高くなり草原から遠ざかると

かつての遊んでくれた相手に

「気持ち悪い」とか言い出す。

で、もっと大人になると

彼らにまた会いたくなるものさ。

この「クサグモ」にもね。

部屋へ帰ってきて見つけた虫達の本当の名前を調べるのも面白い。

けどコイツの名前がわからないのだ。

うーん、顔はスズムシみたいだしなぁ。

新種なら「ケンキクスズムシモドキ」って名付けようかい。

そこらにたくさんいたからありえないけど(笑)

注1) 翌日「カメムシの幼虫」と判明。何カメムシかわからないけれど (2006.9.11更新)

注2) 翌週「ハラビロヘリカメムシの幼虫」と判明。面白いねぇ (2006.9.17更新)

アシグロツユムシ」アップ。

うーん、このくらいアップは手持ち撮影厳しいなぁ

茎から汁をすすって満足な顔の「ベッコウハゴロモ」

よく見ると蝉と蛾が合体したみたいなヤツだなぁ。

げっ! カマキリ!!

んっ? 違うな

「オオトリノフンダマシ」っていう昼間眠ってる蜘蛛だね。

僕はカマキリ遭遇運がないからドキっとしたよ、。


しかし、ついに現れた !

どこからでも見えやがるくせに偽瞳孔でこっちを睨みやがって!

うーん、怖い(笑)

「やんのかコラッ」って角度ですよ

それにしても空は青くないのに

蒸し暑い1日。

ここまで運転して来る途中、ロータス・エラン Sr-1 や

カニ目、オースチン・ヒーレー・スプライト MK-1なんていう

たまらない旧車とすれちがったけれど

オーナーは曇り空を見て

「涼しくて車に優しい1日だ」と思い

火をつけてガレージから出したんだろうな

ところがどっこい

カマキリたちの為の

「残暑」極まりない1日だったとさ。

旅はまだ続くぜ

KENICHI KIKUCHI "SLOW TRIP 2006 Vol.11"

2006.9.9

職場のコの友達が送ってくれたと言う

神戸の Sweets Shop "ボンヌーヴェル" のマカロン

http://www.bon-nouvelle.com/

みんなでいただいた。

美味い!!

こんな美味しいマカロン食べたことない!

抜群のセンスさ


うちの職場は女のコが多いから、

調子がいいときなんてこんな感じで盛り上がる


でも今日は調子悪かったから

サクマ の 「ナニアジ?」をまわす。

透明なドロップなんだけど

コーラ味、ソーダ味、グレープ味、ピーマン味

何が当たるかわからないから楽しい。

ピーマン味に当たったコ達は決まってはき出してたな(笑)


KENICHI KIKUCHI "Special Sweets"

2006.9.8

「 JJ よっぽどお酒ナシでは耐えられなかったんだね。

ところでケンは奪われるとつらい事は何? 」

って聞かれた。

考えた。

なんだろう?

モノじゃないな。

飲み物でもない。

やっぱり、自分なりのしょぼたらしい価値観だとしても

「正義」

だろうな。

偽善だと言われても、

多分それを守ろうとするあまり

毎日つらさを感じるんだろうな。

生きるのがヘタと言われても

肝心なモノは奪わせないってやつだ。

うん、

そうだ。

KENICHI KIKUCHI "Protect it"

2006.9.7

JJ は、アホだ。

数日前からお腹の調子が悪かったのに

嫁さんの静香ちゃんに言ったら

「お酒」を止められるから

言わなかったんだ。

で、昨日緊急入院。

JJ はアホだ。

さっきメールが来た。

「絵描いてます」って(笑)

KENICHI KIKUCHI "JJ's Hospitalization"

2006.9.6

うちのお父さんは、ハマっている。

もう何年も前からハマっている。

パークゴルフにハマっている。

初めてお母さんからプレイしている写真が届いたけど

なかなかキマっている。

こりゃいいスポーツだ。

KENICHI KIKUCHI "Father's Park Golf Play"

2006.9.5

JJ's Photo Gallery Vol.002


ヤツはめったに生き物を撮らない。

けど、たまに撮った写真が僕にはたまらない。

この興津海岸の夕暮れに吠えるノゴマの写真も

新富士駅の拡声器に止まった対のスズメのこの一枚もたまらない。

ちなみに僕は野鳥の中でスズメが一番好きさ。

地味だけど主張しているからさ。

JJよ、もっと見せておくれよ

KENICHI KIKUCHI "JJ's Photo Gallery Vol.002"

2006.9.4

僕はそこへ行く
何もないから
そこへ行く
何もない
そこへ行く

複雑すぎる毎日
人間だらけ
機械だらけ
損得だらけ
何々だらけ

僕は休日行く
何もない朴沢へ
期待もない
何もない
そこへ行く

正直でいても
挑まれる
やりたくないゲーム
入れられる
飼い慣らせるとでも?

僕は何度も行く
何もないから
そこへ行く
何もない
そこへ行く

せいぜい農夫と
挨拶交わすだけ
トンボがすり抜けてくだけ
ヤマカガシに驚くだけ
イナゴが跳ねるだけ


KENICHI KIKUCHI "2006 Weekly Lyrics No.044 (2)"

2006.9.3

SLOW TRIP 2006 Vol.10 「朴沢 ビューティフル・ネイバーフッド」


愛すべき美しい近所へ出掛ける。

立派な「旅」になる。

故郷の「毬藻」みたいに若い栗が道に落ちていた

さっそく掴んでみる。「イテテ !!」

自然の恵み ! うぉぉぉ! と口にしながら撮影(笑)

5月に田植えをした稲がこんなに立派に育ってた。

僕がビール好きなら、つまみにちょっとだけ、、いかん、いかん!

野菜達も気持ちが良さそうな晴れた日曜日

「 おまえ、本当は宇宙人だろ? 」

「 おまえ、本当は正義の味方だろ?

お前はどうしていつも僕に寄ってくるんだい?

お前もどうしてさ ?

僕の隠れ家「光明の滝」

森に包まれるとはこういうことだ

おまえも気持ちがいいだろ?

愛すべき近所「朴沢」

僕は年に何度ここへ逃げるだろう。

なんにもないから

なにかがあるってやつだ。

帰り道、

信号のない横断歩道で止まる僕のGTR

白髪の老夫婦が渡る瞬間

かぶっていた帽子を取り僕へ頭を下げた。

僕も挨拶をする。

それだけのことなのに

ますますいい1日になれた。


ふとシフトノブを見ると年季が入っていた。

KENICHI KIKUCHI "SLOW TRIP 2006 Vol.10"

2006.9.1

SLOW TRIP 2006 Vol.09「山寺 シェイド・オブ・サマー」


前回の日曜日、「夏の山寺」へ行きたくなった。

朝 4:30 起床、地下鉄始発 5:37 に乗ろう。

「山寺」へは必ず始発で行くんだ。

仙山線 山形方面始発 6:12

なぜって? 「山寺」の朝の清々しさを独り占め出来るからさ

「五大堂さ行って下界見下ろして来なさい」

一番乗りの僕に掃除の母さんはそう言うのさ

五大堂へ辿り着く

掃除の母さんの言うとおりに

下界を眺めてみる

じっと眺めてみる

30分も眺めてみる

「山寺」の魅力に言葉は要らないのだ。

いつの間にか訪れる人間が多くなってきた。

そうか今日は日曜日だ。

隠れ家みたいな涼しいポイントで掃除の母さんが小休憩していた。

隣に僕はちょこんと腰を下ろして

さっき見下ろしてきた下界について話した。

母さんも僕に話してくれる。

「オレはここが好きなんだぁ」

「山のにおいがたまらなく好きなんだぁ」

「あのときここに嫁いできて本当によかったぁ」

70歳の母さんは、20歳で嫁いできてからの50年間の話しを

僕に聞かせてくれるのさ。

手ぬぐいを巻いた僕の頭の中で彼女の人生が巡った。

それは美しい日本の、美しい心を持った女性の話だった。

下では70歳の母さんも頭の上がらないと言う

90歳の母さんがこの場所を守ってた。

僕はようやく名物の「冷たいラーメン」にありつけた。

「去年、僕のお母さんがここで食べて美味しかったと聞いて以来

楽しみにしていたんですよ」、

店の母さんに去年の母の写真を見せると喜んでくれた。

写真で見たとおりの優しい母さんだった。

アイスコーヒーをご馳走になってしまった。


ギラギラと暑い1日

コントラストの効いた1日


紛れもなく蝉が主役

夏の山寺

 岩にしみ入る間もなく

蝉が生を喜ぶ


「夏の濃淡」

夏の山寺

そうそう「5D」のファースト・インプレッションでもあったんだ。

撮れた写真はどうだい?

KENICHI KIKUCHI "SLOW TRIP 2006 Vol.09"