2005.7.26

もし悲しくなったら
二人で行ったあの里を思い出して
蜩の鳴く声を思い出して
たった7日間の命精一杯夕暮れ知らす
あの凛とした声を

わたしたちはつい無駄にしてしまう
明日など約束されていないのに
精一杯鳴かなければいけないのに
誰かのために精一杯

でももしつらくなったら
二人で行ったあの里を思い出して
気持ちの良いところに止まる
シオカラトンボを思い出して
一息ついてほしい

眺めの良い高いところで休んで
とんぼの眼鏡を借りて
じっと眺めるといいのかも
飛び立たつそのタイミングまで

もし泣きたくなったら
二人で行ったあの里を思い出して
400年生きてる神木を思い出して
ひとつの場所で全てを見てきた しだれ桜を
文句も言わず全てを許してきた、これからも

人は与えた愛を
愛の分期待してしまう
もしかしたら
与え続けるだけの生き方があるのかも

もし叫びたくなったら
二人で行ったあの里を思い出して
どんな大声も我慢しないで叫んで
それは清流がかき消し
森のざわめきには勝てないのだから

ちっぽけな自分に気がついたら
ちっぽけな悩みなどいなくなるよ
あなたは人であり神の子
あなたは特別でありただの独りの人間

  夏の野花に
  モンシロチョウが踊ってました
  カラスアゲハは大物女優みたいに妖艶
  羽音を立てたスズメバチはこの場所を守り
  野鳩は生命を暖めます
  山を越えると
  隠された湖が迎えます
  それはウグイスの楽園
  わたしたちはその場所を知ってます

どこにいても何をしていても
あの場所では仲間が元気にしているはずです
だから二人で行ったあの場所を思い出して
そのままの自分を信じて

過去の自分に責任とるなんて思わないで
未来の自分を探し続けないで
今の自分の考えで迷わないで
それはまわりを幸せにするチカラに変わるから
今までみたいに


KENICHI KIKUCHI "2005 Weekly Lyrics N031(3)

2005.7.25

一度胸のカバーを開けて
ハート型のエンジンの横にある
リセットボタンを押す必要が
あるのだろう

貧弱なブレインは
何かにつけて美しい映像を
ライブラリの奥から見つけ出し
眼球に投影させるのだ

 誰しも足の裏には
 「B級品」のスタンプが押されているのだろう
 それは浴室で擦っても消えるものじゃない
 でも人生の中で消し去る事も出来るだろう

 それは許しあえるものだけが
 家族でなくとも全体を愛せるものだけが

投影された映像、その時原始的な
「琴」と呼ばれる細い線にふれるから
もう大変
それは心情の奥底に眠ったままでいい

歩けば足は疲れ水を欲しがる
人間は車みたいなものだ
14年乗ってるタフな6気筒と同じだ
俺もお前も代謝をくり返し続ける

 誰しも足の裏には
 「B級品」のスタンプが押されているのだろう
 それは浴室で擦っても消えるものじゃない
 でも人生の中で消し去る事も出来るだろう

 それは許しあえるものだけが
 家族でなくとも全体を愛せるものだけが

No30


花を買おう
葡萄酒を買おう
君に会うために
全ては君のために

もっとまともになろう
もっと仕事を頑張ろう
君と暮らすために
全ては君のために

この街には何もない
廃鉱間近で失業者達があふれてる
あきらめてはいられない
全ては君のために

  大きな野望を抱く人もいる
  希望を胸に出て行く友もいる
  俺は自分を理解してる
  全ては君のために

まるで砂糖菓子
まるで熟れた果実
君は俺を満たす
俺の全てを満たす

新しい車も欲しい
憧れのギターも欲しい
でも君は全てを知ってる
俺の欲しがる全てを

君が俺の歩幅を調整してくれた
君が大切なものを教えてくれた
君が手をつないでくれた
君が全てだった

  道は複雑で簡単には進ませてくれない
  本当に必要なそれ以外持たない方がいい
  俺は自分を理解している
  全ては君のために

  全ては君のために

No31(2)


KENICHI KIKUCHI "2005 Weekly Lyrics No30 and No31(2)"

2005.7.24

トキシラズ

である。

釧路生まれの僕には馴染み深く大好きな魚。

「夏の鮭」

秋の鮭と全く同じ種類の鮭

でも

秋の産卵期ではないので脂ののりが違うのです。

珍しく実家からクール宅急便で送られてきました。

こういった好物が来るとうれしいねぇ

KENICHI KIKUCHI "時不知鮭"

2005.7.23

なんとか iMacG5 を使いこなしつつある Mother

iSight で実家の様子が映し出されるのは

なんとも面白い。

VNC で 遠隔操作してあげると説明もしやすい。

最近じゃデジカメで 庭に咲く English Rose なんかを

撮して iPhoto に取り込んでる。

カラー補正なんかまでしてるから驚く。

スライドショーにして近所の友達に見せているらしい。

バックグラウンドミュージックは僕の曲ってのが笑わせる。

「これどう?」

「KENICHI のみたいにまわりをぼかすにはどうするの?」

とか、聞いてくるわけですよ。

よろしいんじゃないでしょうか?(笑)

Mother、先週 花山村で撮してきたこの一枚を気に入ってくれてたなぁ

ちょっとした親子の写真コンテストだね

KENICHI KIKUCHI "mother's flowers"

2005.7.20

いやぁ、先週あまりに良かったんで

また行ってきました。

札幌の師匠が来てくれる予定だったので

山奥の旅館を予約したのさ

再度見事な小安峡を見たよ

先週と川の色が微妙に違って美しかった。

で、旅館到着!

どうです!

大正時代の建物ですよ

どうにも懐かしさでいっぱいで、はしゃぐ僕と師匠

露天風呂がたまらないのよ

夕食 イワナの塩焼きってこんなに美味かったか! ってほどよ

朝食はヤマメの甘露煮も うめぇ!

なんていうのかな、

旅館の横を流れる川を眺めたり

トンボやカラスアゲハを追いかけたり

古い関所跡の歴史にふれたり

僕らの数倍も生きてる神木に耳を当てて声を聴いたり

旅館の畳の上で扇風機にあたりながら

師匠と話しあかしたり

たくさんいろいろなことをしても

時間がありあまるのですよ

「まだこんな時間!?」

何度も師匠と笑いが止まらなくなるのです

夕暮れ時になるとね、外で

蜩が、カナカナ、鳴いて教えてくれるんです

そうするとお腹がすいてくるんです

暗くなると布団に入るんです

朝は太陽とともに目覚めるんです

あたりまえなんですよ

人間本来そんなもんなんです

ありがとうございます

花山村佐藤旅館のみなさん、

お師匠、たくさん話せてうれしかったです

KENICHI KIKUCHI "Human Life"

2005.7.11

山間に渓流
車を止める
赤く塗られた吊り橋
川ではしゃぐ人間

清流には山女魚
カワセミが狙ってる
真夏に涼しい風が吹く
そう、これが僕らの国

再び車に乗る
走った事のない国道
木工品の匠の村を越え
深緑の大地を突き進む

果てしないほどの田園に
三角に尖った農婦の帽子
それを守る古い鳥居
そう、これが僕らの国

運転も疲れたら
のどかな駅でうまい店を聞く
何十年と引き継がれた味を
たった450円で味わう

信号もない
見栄の張り合いもない
必要以上を求めない
そう、これが僕らの国

渓谷に温泉が噴きあがる
岩の間から轟々と
遊歩道は蒸気に包まれる
エメラルドの川に神秘を見る

この川の一滴が
この岩石の一部が 硫黄のにおいが
この生い茂った樹林の緑が
私やあなたの一部と感じさせる国

どこに住もうといい
どこで暮らそうといい
それに満足しようと
辛かろうといい

自分で決めればいい
疲れたら帰ればいい
この大地の一部なのだから
どこにいても一部なのだから

KENICHI KIKUCHI "2005 Weekly Lyrics No028"

2005.7.10

秋田ドライブ 後編


果てしなく続く田園には

とがった三角の麦わら帽子をかぶった農婦と

それらを守る鳥居だけ

谷間の

小安峡を目指した

駐車場となりの足湯でくつろぐ人々


急激な階段の遊歩道を下ると

ものすごい光景が!

岩肌から温泉が噴き出るわ

滝のように流れているわ

それらを受け止め

流れゆく川の色と言ったら、。

見事な渓流!

急激な階段を下れば上りもあるわけで、。

ぜいぜい言いながらも

栗原高原牛乳をたっぷり使った

アイスがうまい!

今まで食べた抹茶味ナンバーワン!

ハイ、スタバ消えた!

そんなこんなで夕刻迫ったので

小安峡を後にする

帰りも すごいワインディングで

久しぶりに攻めてみる

新タイヤの RE01 いいねぇ!

1.6トンと280馬力強を

受け止めてコントローラブル!

ウエット路面にもなったけど非常に良い!

僕と BNR32 は久々にひとつになって楽しんだよ

今はいっぱい歌が浮かんでるよ

優しい気持ちになれてる

KENICHI KIKUCHI "AKITA TRIP No02"

2005.7.9

休日の土曜日

またもやワケもなく早起きしてしまった。

6:50

外は曇り空、梅雨時期にしては上出来な感じである。

こんな時は

「ドライビング」

本格的「河童捕獲作戦」前のならし運転さ。

調子に乗って4号線を北上してくと

秋田県に突入

とくれば

「横手市」突入

よこて駅 隣の派出所で

なまりの強い警官に

「横手やきそばMAP」のプリントをもらい

「元祖横手やきそば」食らう

昔の味なんだろうね。

おいしくいただく。

秋田県に入って一番はじめに見つけた

「ババヘラ」に立ち寄る

婆がヘラでジェラートをコーンに重ねるから

「ババヘラ」

はじめて知ったときは驚いたねぇ!

見てごらんよ!

芸術だね!


他にも

芸術をたくさん見たんだ


山間の渓流に、、

そこに架けられた橋に、、

広大な畑で働く農夫に、、

どこかの家の木に

飾られたままの短冊に、、


いたるところに

僕を元気にしてくれる

何かにあふれていたんだ

つづく

KENICHI KIKUCHI "YOKOTE TRIP No01"

2005.7.8

前回の日曜日は

ワケもなく早起きしてしまった。

6:30

時間をもてあますのである。

こんな時は

「男の料理」

豚の角煮に初挑戦

朝から何時間も

肉を柔らかくする為に費やすわけさ

夕方完成!

しみじみとサザエさんを見ながら

食すわけですわ

いろんな1日があるもんです。

KENICHI KIKUCHI "Man's cooking"

2005.7.4

金曜日の夜見た夢ね


僕は実家にある愛車ゴリラに乗って

都市を走ってるわけです

そこへ

僕が昔から知ってる「ヒーロー」が出現するんです

歌とともにね

僕は「あっ!  XXXX だっ!」って叫ぶんですよ。


そこらへんで、ぱっと目が覚めたんだけれど

「んっ!? 待てよ、さっきのヒーローは何もんだ?」

「僕が子供の頃のヒーローに違いないんだけれど、。」

でも、どう考えてもどうも実在しないわけですよ

で記憶を頼りにメモ紙に描いてみたよ

ヒーロー 「アボガドガード!」

なんで アボガドガードって名前なのかも

全くわからないけど夢で流れてた主題歌も覚えているよ。

なんなんだ、この夢は!?

KENICHI KIKUCHI "アボガドガード"

2005.7.3

君はいつも
「失敗した!」って
この曇り空みたいに
落ち込むのさ

まわりは
君に感動しているのに
君はひとりで
反省するのさ

 ベストな自分を知っているのは
 自分だけさ
 頂点の感覚を知っているのは
 自分だけさ

君はいつも
きりがないのさ
そりゃそうかもしれないさ
でも少し止まってみて

走りすぎる事もあるさ
それは
愛するものを失った事や
普遍を通り過ぎる事

 ベストな自分を知っているのは
 自分だけさ
 頂点の感覚を知っているのは
 自分だけさ

君の原点は
勇気をプレゼントする事
いつか君を救ったそれを
次に伝える事

なんて素晴らしい
あぁ、なんて!
本来の君が好きだ
君と友達になった日を覚えている

 ベストな自分を知っているのは
 自分だけさ
 頂点の感覚を知っているのは
 自分だけさ

 70%出来たら上出来
 100%出来たら君はどうなる?
人の期待に押しつぶされてはいけない
 本来君は君という人物でしかないからね

 ベストな自分を知っているのは
 自分だけさ
 頂点の感覚を知っているのは
 自分だけさ

KENICHI KIKUCHI "2005 Weekly Lyrics No026"