2004.4.25


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そうだな、今夜は札幌最後の夜
ホテルで書いた詞、
まとめてみようか。
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ホテルルーム1017
金曜日夜 雪が降りつづいている
向こうにはTV塔がうっすら見える
明日になればこの街を去る
  このまま雪が降り積もれば
  また離れられなくなるのにな
    ルームナンバー1017
    黄昏気分の男ひとり
    飲めない酒を飲んでいる
    天からは無数の天使が舞い降りる
ホテルルーム1017
土曜日朝 はっきりとTV塔が見えた
師が車で迎えに来てくれたロビー
ベットミドラーがカーラジオで歌う
  天は割って出たかのような青空
  いい時期が来た、いい時期さ
    夢を追った分だけ夢を語り
    続きはどこででも創れるさ
    飛行機にのろう
    雲の上は天国みたいな光であふれてた

    夢を追った分だけ夢を語り
    続きはどこででも創れるさ
    飛行機にのろう
    雲の上は天国みたいな光であふれてた

KENICHI KIKUCHI "2004 Weekly Lirics No017 -Hotel Room1017-"

2004.4.24

僕は朝から気分が悪い

2階の住人の水道管工事やらの関係で

僕の庭を使わせて欲しいとの依頼で了承したのはいいけれど

赤いチューリップが踏みつぶされてしまった

全く考えられない

管理人、現場監督、作業員3人 計5人の誰もが

赤い花の命など

なんとも思わなかったと言うのか。

なぜ他人は土足で庭や心を荒らすのだろう?

価値観が違う?

そうではないだろう

あと何日咲いていられた?

誰にそれを早める事が出来よう

また怒りが僕を動かす

KENICHI KIKUCHI "土足厳禁"

2004.4.19

日曜の朝、僕の庭に
真っ赤なチューリップが咲いた
赤い花の中は鮮やかな黄色
真っ赤なチューリップが咲いた

誰が植えたんだろう
一輪だけチューリップが咲いた
塀の片隅でつつましく
一輪だけチューリップが咲いた

  僕の庭では春の光がいっぱい
  毎朝僕はふすまをあけ背伸びをする
  今日はなんとチューリップと一緒にした
  ひとりじゃない、誰しもひとりじゃない
  そんな気がした

ところで隣の庭にも
チューリップのつぼみを見つけた
やっぱり不規則な場所に
チューリップのつぼみを見つけた

いったい何色の花が咲くのだろう
隣の一輪のチューリップは
いったいいつ花が咲くのだろう
隣の一輪のチューリップは

  まるで愉快犯 誰が球根を埋めた?
  僕はそれから毎日つぼみが気になる
  今日も僕の庭のチューリップと一緒に
  背伸びをしながら隣の庭を覗いてる
  何色なんだろう

  僕の庭では春の光がいっぱい
  毎朝僕はふすまをあけ背伸びをする
  いつからか庭には友達がいて、隣の庭にもいた
  ひとりじゃない、誰しもそれに気付けば
  ひとりじゃない


KENICHI KIKUCHI "2004 Weekly Lirics No016 -Tulip-"

2004.4.18

結局ね願いもむなしく

今朝の強風で散ってしまったのですよ

裸になってました。

でもね、仙台川沿いではないところに

遅咲きの椿と一緒にまだ頑張って咲いてくれてる桜がいました

そう今日からの TOP画像の桜です

なんとも青空に美しい

うすピンクでした。

桜をテーマにした歌が

いくつか去年は流行ってましたが

やっぱり書きたくなりますね。

見ているだけで心に届いてきます。

なんて言いますか、

こう、「限りある美しさ」って

なにものも超えられないですよ

ジタバタして

時間軸に逆らうのは

愚かですよ。

今年はそう教わった

気がしました。

KENICHI KIKUCHI "KENICHI WEB SHOW 2004 SPRING"

2004.4.16

ここ数日の僕ときたら、

そっと歩いている。

僕の住むマンションから地下鉄「八乙女駅」まで

注1「仙台川」沿いを歩くのだけれども

川っぷちのね立派な桜が満開なんです。

なんとも見事なカタチの木でね、

そこに天国みたいなうすピンク色の花が

咲き乱れているんです。

僕は朝ね、注2 余裕がなくて

ゆっくり眺めるわけにはいかないんです。

だから、あと2日、あと1日、

そのままでいてくれ、そのままでいてください、

って週末までの桜に願うんです。

するとね、やっぱり

そっと歩くんですよ、桜の近くをね

そーっと。

5分しかないからってズカズカなんて歩けません!

頼むね、


注1 この土地代表するかのような名だがちょろちょろとした小さな川
注2 言い訳無用、僕は朝がとても苦手

KENICHI KIKUCHI "仙台川沿桜様"

2004.4.14

僕は毎日このカップで濃い珈琲を飲んでいるけれど

まったく終わらんよ!

戦争の NEWS が当たり前に毎日流れるなんて

おかしいぜ、オイ!!

KENICHI KIKUCHI "WAR IS OVER!"

2004.4.13

仙台散歩日記 No001

今日は仙台でトミカビルみたいな駐車場を見つけたよ

なんかうれしかったな


昔ながらの商店が連なってるところがあってね。

東京、仙台って歩いて思うんだけど

やっぱり故郷の北海道にない歴史を感じるよなぁ

土地に染みついているるんだよね

なんともたまらないんです。落ち着くんだなぁ。


そして仙台と言えば牛タンでしょう

「きすけ」「たすけ」、、有名どころもおいしいけど

「萬舌」うまいねぇ!

牛タン、仕込みで味が決まるんだってねぇ、

味違うもんね、どこも。

しかしホント何軒あるかわからないほどの数だね、仙台の牛タン屋は。

そんなこんなの暖かくなってきた仙台でした。

また「食」でしめてしまった(笑)

KENICHI KIKUCHI "仙台散歩日記 No001"

2004.4.10

いやぁ東京もう暑いんだねぇ

東京駅から新宿までの中央線で汗だくさ

いい時期に離れたかな

でも近いよなぁ

新幹線で1時間40分ほどだものさ

なんだか安心したな (笑)

しかし新幹線なんて幼い頃

親戚の兄さんに「ひかり号」(実はこだまだったけど)

に乗せてもらったきりだったから

新しい新幹線とスピードに興奮したなぁ

最高速275kmのスピードの景色は

邪魔な何かを置き去りにするが如くで

心がはしゃいだな

KENICHI KIKUCHI "はやて"

2004.4.8

今日のお昼は日本料理屋で地鶏の唐揚げ弁当

板前さんを前にカウンターで食べたよ

厨房にふと目をやるとね

ドジョウの水槽があって

水槽の下に集まってゴニョゴニョしてるわけ

でね、一定時間ごとに水面に酸素を吸いに上がるわけ

一匹吸ったらまた一匹吸いに行く

それがね、恐れるようにサッと上がって

ヒュッと素早く吸って下に戻るヤツに

ダラダラと上がって水面で好きなだけゆっくりしてるヤツ

いろいろいるんだよ

なんていうか危機感のないヤツとかいるのね

それとも覚悟が決まってふてぇヤツなのかな

その何十匹のドジョウの中で

僕はどいつに似てるのかななんて思ったりして。

TVでは邦人3人身柄拘束

日本は何やってんだよ

ドジョウが生きる為に危険な水面に酸素吸いに行くみたいに

あたり前に動けや!

KENICHI KIKUCHI "ドジョウ"

2004.4.7

次の土日は何週間かぶりの東京

新宿で会議なのさ

一週間前かな、友達が写真送ってくるわけ

中野通りの桜をね、なんとも美しいんだ

美しい国だよなぁ

仙台はその次の土日がいいらしいね

仙台のスタッフに花見に誘われたし

味わおうじゃないの!

日本をさ!

国際社会での日本はへなちょこでも

しっかり毎年咲いてくれる桜よ

どの者の心にも響かせておくれ

「あたりまえに感動する気持ち」を

KENICHI KIKUCHI "桜"

2004.4.4

さっき「サザエさん」の中で

ベンチで化粧している若い女性をみて

波平さんが

「近頃の若者は恥じらいもなく、、」

って嘆いてたけれど

ベンチならまだいいよね

バスや地下鉄

すっぴんで乗って仕上げて降りてるもんね

僕も駄目だね、

女性にがっかりしてしまうよ

男が悪いんだろうな

KENICHI KIKKUCHI "Namihei Hearts"

2004.4.3

仙台に来て2週間なんだねぇ

暮らせば暮らすほど好きになってくんです

この街で育った連中とつきあってね

僕も成長するわけですよ、

いや本当勉強になります。

ところで僕のお気に入りのランチは駅前の

ハヤシオムライス

僕が家で作る味に似ていてね(笑)ホント

そして街のアーケードはとてもにぎやかでね

有名な「笹かま」屋の店先で

中にカマボコが入ってるホットドッグみたいなのを売っててね

みんな食べながらアーケードを歩いてるんだよね。

僕もスーツ姿で食べて歩いたよ。

おいしいねぇ!

KENICHI KIKUCHI "食"